特許
J-GLOBAL ID:201603020712851050

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-161353
公開番号(公開出願番号):特開2015-031604
特許番号:特許第5918177号
出願日: 2013年08月02日
公開日(公表日): 2015年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 酸素イオン伝導性の固体電解質からなるセンサ素子を用いて構成され、被測定ガス中の水蒸気成分および二酸化炭素成分の濃度を、前記固体電解質内を流れる電流に基づいて特定するガスセンサであって、 外部空間に連通し、前記被測定ガスに第1の拡散抵抗を付与する第1の拡散律速部と、 前記第1の拡散律速部と連通し、前記外部空間から前記第1の拡散抵抗のもとで被測定ガスが導入される第1の内部空所と、 前記第1の内部空所に連通し、前記被測定ガスに第2の拡散抵抗を付与する第2の拡散律速部と、 前記第2の拡散律速部と連通し、前記第1の内部空所から前記第2の拡散抵抗のもとで被測定ガスが導入される第2の内部空所と、 前記第1の内部空所に面して形成された主内側電極と、前記センサ素子の外面に形成された第1の外側電極と、前記主内側電極と前記第1の外側電極の間に存在する前記固体電解質とから構成された主電気化学的ポンピングセルと、 前記第2の内部空所に面して形成された第1測定用内側電極と、前記センサ素子の外面に形成された第2の外側電極と、前記第1測定用内側電極と前記第2の外側電極との間に存在する前記固体電解質とから構成された第1測定用電気化学的ポンピングセルと、 前記第2の内部空所内または前記第2の内部空所に連通する空間内であって、前記第1測定用内側電極に関して前記第2の拡散律速部と反対側の位置に形成された第2測定用内側電極と、前記センサ素子の外面に形成された第3の外側電極と、前記第2測定用内側電極と前記第3の外側電極との間に存在する前記固体電解質とから構成された第2測定用電気化学的ポンピングセルと、 基準ガスが導入される基準ガス空間と、 前記基準ガス空間に面して形成された基準電極と、 を備え、 前記主電気化学的ポンピングセルは、前記第1の内部空所において前記水蒸気成分および前記二酸化炭素成分が実質的に全て分解されるように前記第1の内部空所の酸素分圧を調整し、 前記第1測定用電気化学的ポンピングセルは、前記水蒸気成分の分解によって生成した水素が前記第2の内部空所において選択的に燃焼するように、前記第2の内部空所の酸素分圧を調整し、 前記第2測定用電気化学的ポンピングセルは、前記二酸化炭素成分の分解によって生成した一酸化炭素が前記第2測定用内側ポンプ電極の表面近傍において選択的に燃焼するように、前記第2測定用内側ポンプ電極の表面近傍の酸素分圧を調整し、 かつ、 前記第1測定用電気化学的ポンピングセルによって前記第2内部空所に酸素を供給する際に前記第1測定用内側電極と前記第2の外側電極との間を流れる電流の大きさに基づいて、前記被測定ガスに存在する前記水蒸気成分の濃度を特定し、 前記第2測定用電気化学的ポンピングセルによって前記第2測定用内側電極の表面に酸素を供給する際に、前記第2測定用内側電極と前記第3の外側電極との間を流れる電流の大きさに基づいて、前記被測定ガスに存在する前記二酸化炭素成分の濃度を特定する、 ことを特徴とするガスセンサ。
IPC (1件):
G01N 27/416 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 27/46 311 J ,  G01N 27/46 331
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • ガスセンサー
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-564580   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 水素センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-340984   出願人:株式会社日立ユニシアオートモティブ
  • 特開平2-122255
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