特許
J-GLOBAL ID:201603020725648458
永久磁石式同期モータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
安田 敏雄
, 安田 幹雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-242749
公開番号(公開出願番号):特開2014-093852
特許番号:特許第5985358号
出願日: 2012年11月02日
公開日(公表日): 2014年05月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 コイル(3)を集中巻きした円筒状ステータ(4)と、外周部に周方向等間隔に永久磁石(5)を配置したロータ(6)とを備えており、前記ロータ(6)の外周部には、永久磁石を挿入したスロット(7)と、このスロット(7)の径外側で外周面が磁極中心(d)を境にして周方向に次第に径小となる曲面の円弧膨出状磁極部(8)と、この磁極部(8)間を繋ぐ略三日月状凹部(9)とが形成されており、
前記各磁極部(8)には、永久磁石(5)の磁極面(G)と直交する方向に長いスリット(10)が磁極中心(d)を境にして対称状に複数本平行に形成されていて、中心側スリット(10s)間に磁束が通る中央磁路(12)が形成され、中心側スリット(10s)とその両側の側部スリット(10e)との間に磁束が通る側部磁路(13)が形成され、両側部スリット(10e)より磁極部(8)の端部側に磁束が通る端部磁路(14)が形成されており、
前記ステータ(4)のモータ電圧の波形の頂(A)を、ロータ(6)の外周部形状を円弧膨出状磁極部(8)と略三日月状凹部(9)とを形成することにより頂高さを低く抑え、磁極部(8)に複数本のスリット(10)を形成することにより頂高さを低く抑えるとともに時間方向の幅を広げ、中央磁路(12)の幅を側部磁路(13)の幅より広く形成することにより頂高さを高くするとともに時間方向の幅を更に広げており、
側部磁路(13)から側部スリット(10e)を介在して端部磁路(14)を形成しかつ端部磁路(14)に隣接して凹部(9)を形成することにより、モータ電圧波形の頂(A)から裾野(B)へスムーズな傾斜面(E)に形成し、
前記ステータ(4)は、コイル(3)が巻き付けられるティース(4a)を周方向に間隔をおいて有し、前記ティース(4a)は、ステータ(4)の外周部から径内方向に突出する本体部と、この本体部の先端部から周方向両側に延びるつば部とを有し、
前記永久磁石(5)の磁極中心(d)がティース(4a)の中心と一致した状態において、該一致した状態における永久磁石(5)に対応する磁極部(8)に設けられた全てのスリット(10)が、該一致した状態におけるティース(4a)の本体部の幅内に位置していることを特徴とする永久磁石式同期モータ。
IPC (1件):
FI (3件):
H02K 1/27 501 A
, H02K 1/27 501 M
, H02K 1/27 501 K
引用特許:
出願人引用 (4件)
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永久磁石埋め込み型モータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-119847
出願人:日本電産サンキョー株式会社
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永久磁石式回転電機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-151273
出願人:本田技研工業株式会社
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特開平4-071342