特許
J-GLOBAL ID:201603021096142020

徐放性粒子、その製造方法、成形材料および成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡本 寛之 ,  宇田 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-174056
公開番号(公開出願番号):特開2016-006024
出願日: 2014年08月28日
公開日(公表日): 2016年01月14日
要約:
【課題】徐放性に優れながら、耐アルカリ性に優れ、かつ、堅牢な徐放性粒子、その製造方法、この徐放性粒子を用いた成形材料および成形品を提供すること。【解決手段】徐放性粒子1の製造方法は、溶剤の不存在下において、疎水性、かつ、疎水性の重合性ビニルモノマーに対して実質的に不溶性の抗生物活性化合物を、疎水性の重合性ビニルモノマー中に分散することにより、疎水性スラリーを含有する油相成分を調製する油相成分調製工程、油相成分を水分散して水分散液を調製する水分散工程、および、重合性ビニルモノマーを懸濁重合して、重合体を生成する重合工程を備え、油相成分調製工程、水分散工程および重合工程のいずれかの工程において、疎水性シェル形成成分および親水性シェル形成成分を含有させ、重合工程では、重合性ビニルモノマーを懸濁重合するとともに、疎水性シェル形成成分および親水性シェル形成成分を界面重合して、懸濁重合体を被覆するシェル7を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶剤の不存在下において、疎水性、かつ、疎水性の重合性ビニルモノマーに対して実質的に不溶性の抗生物活性化合物を、前記疎水性の重合性ビニルモノマー中に分散することにより、疎水性スラリーを含有する油相成分を調製する油相成分調製工程、 前記油相成分を水分散して水分散液を調製する水分散工程、および、 前記重合性ビニルモノマーを懸濁重合して、重合体を生成する重合工程 を備え、 前記油相成分調製工程、前記水分散工程および前記重合工程の少なくともいずれかの工程において、疎水性シェル形成成分および親水性シェル形成成分を含有させ、 前記重合工程では、前記重合性ビニルモノマーを懸濁重合するとともに、前記疎水性シェル形成成分および前記親水性シェル形成成分を界面重合して、懸濁重合体を被覆するシェルを形成することを特徴とする、徐放性粒子。
IPC (5件):
A01N 25/10 ,  A01N 51/00 ,  A01P 7/04 ,  C08F 2/44 ,  C08G 18/32
FI (5件):
A01N25/10 ,  A01N51/00 ,  A01P7/04 ,  C08F2/44 Z ,  C08G18/32 B
Fターム (40件):
4H011AC01 ,  4H011BA01 ,  4H011BB11 ,  4H011BC19 ,  4H011DA02 ,  4H011DC05 ,  4H011DD03 ,  4H011DF02 ,  4H011DH02 ,  4H011DH05 ,  4J011AA08 ,  4J011BB01 ,  4J011BB09 ,  4J011JA07 ,  4J011JA13 ,  4J011JB02 ,  4J011PA38 ,  4J011PB34 ,  4J011PC02 ,  4J011PC07 ,  4J034BA02 ,  4J034CA15 ,  4J034CB04 ,  4J034CB07 ,  4J034CC03 ,  4J034HA01 ,  4J034HA07 ,  4J034HA11 ,  4J034HC54 ,  4J034HC61 ,  4J034HC71 ,  4J034JA04 ,  4J034JA13 ,  4J034JA28 ,  4J034MA13 ,  4J034MA18 ,  4J034MA22 ,  4J034MA29 ,  4J034QC04 ,  4J034QC05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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