特許
J-GLOBAL ID:201603021181537955

高度なスペクトラム拡張を使用して量子化ノイズを低減するための圧縮伸張装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-120633
公開番号(公開出願番号):特開2016-191934
出願日: 2016年06月17日
公開日(公表日): 2016年11月10日
要約:
【課題】オーディオコーデックにおける符号化ノイズを低減するための圧縮伸張方法およびシステムを提供する。【解決手段】圧縮プロセスは、最初のオーディオ信号のオリジナルのダイナミックレンジを低減する。圧縮プロセスは、定められたウィンドウ形状を使用して最初のオーディオ信号を複数の時間セグメントへと分割し、最初のオーディオ信号の周波数領域表現の非エネルギーベース平均を使用して周波数領域において各時間セグメントに対する広帯域ゲインを計算し、かつ、比較的に低い強度のセグメントを増幅して比較的に高い強度のセグメントを弱めるように個別のゲイン値を適用する。圧縮されたオーディオ信号は、次に、実質的にオリジナルのダイナミックレンジに戻るように拡張される。周波数領域表現を得るために、最初のオーディオ信号を分析するようにQMFフィルターバンクが使用される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
オーディオ信号を拡張する方法であって、 オーディオ信号を受信するステップと、 拡張プロセスによって前記オーディオ信号を拡張されたダイナミックレンジまで拡張するステップと、を含み、 前記拡張プロセスは、 定められたウィンドウ形状を使用して前記受信したオーディオ信号を複数の時間セグメントへと分割するステップと、 前記オーディオ信号の周波数領域表現の非エネルギーベース平均を使用して、前記周波数領域において各時間セグメントに対する広帯域ゲインを計算するステップと、 前記拡張されたダイナミックレンジを得るために、各時間セグメントに対して個別のゲイン値を適用するステップと、を含み、 前記個別のゲイン値の適用は、比較的に高い強度のセグメントを増幅し、かつ、比較的に低い強度のセグメントを弱め、 前記セグメントは、オーバーラップしている、 前記オーディオ信号を分析するために第1フィルターバンクが使用されて、周波数領域表現を獲得し、かつ、 前記定められたウィンドウ形状は、前記第1フィルターバンクに対するプロトタイプフィルタに対応しており、 各時間セグメントに対する前記広帯域ゲインは、前記各時間セグメントにおけるサブバンドのサブセットの中のサブバンドサンプルを使用して計算され、 サブバンドの前記サブセットは、前記第1フィルターバンクによってスパンされる全ての周波数帯に対応する、 方法。
IPC (1件):
G10L 19/035
FI (1件):
G10L19/035 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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