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J-GLOBAL ID：201702210048174622   整理番号：17A0334963

ボイラーの水処理実務 ボイラーの水処理の歴史(10)

著者 (1件)： 有城喜信
資料名： Jitsu, Ten  (Jitsu, Ten)
号： 296  ページ： 18-23  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： S0534A  ISSN： 1880-7283  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・・海藻は,陸上植物に比べ繊維以外の炭水化物や灰分が多く,アルギン酸,マンニット,ヨウ素,タンパク質,カリウム塩などを含有。
・アルギン酸を水の1/1000程度硬水中に添加すれば鉄,石灰などによく作用し,軟化作用に有効。
・アルギン酸を発生する水蒸気の1/100000程度をボイラ水に添加するとスケールはほとんど生成せず,ボイラ水は常に清水の状態を保持。
・ボイラの水処理に使用された物質に,薬用に使用された生薬の植物成分があるため薬用植物を紹介。

シソーラス用語： *ボイラ水 ,  *用水処理 ,  物質 ,  海藻 ,  植物繊維 ,  *アルギン酸 ,  軟化 ,  薬用植物 ,  カンゾウ ,  コナラ属 ,  キク科
準シソーラス用語： アルギン酸ナトリウム

分類 (1件)： ボイラ付属装置  (PB01030G)

引用文献 (26件)：

• 三山喜三郎,海藻試験報告,工業化學雜誌,1916,vol.19 no.11, p.1044-1065
• 化学大辞典編集委員会編,化学大辞典,共立出版(株),縮小版第28刷発行,「海藻」「海藻カリ工業」
• 有城喜信,ボイラーの水処理実務ボイラーの水処理の歴史(6),実務展望,(公社)ボイラ・クレーン安全協会,2016.5 no.291, p.17-25, 表10に,上記文献76)より抜粋・引用している。
• 高橋武雄,化學工業資源としての褐藻類の研究, 工業化學雜誌,1938,vol.41,no.1,p.58-62 本表は, 東京工業試験所報告1933,vol.28,no.4より引用している。
• 大野正夫,海藻肥料,日本藻類学会創立50周年記念出版 21世紀初頭の藻学の現況,日本藻類学会,2002.12.1,p.128-131

タイトルに関連する用語 (3件)： ボイラー ,  水処理 ,  歴史