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J-GLOBAL ID:201702210109207935   整理番号:17A0578284

ウキクサLemna minor成長に影響する要因としての環境細菌群集の評価

Evaluation of environmental bacterial communities as a factor affecting the growth of duckweed Lemna minor
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号: Mar  ページ: 10:62 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ウキクサ(ウキクサ科)はその急速な成長と高澱粉量のためバイオ燃料生産の理想的バイオマス原料として最近認識されており,生産性向上への関心が高まっている。植物と共存する微生物はこれまでの陸生植物の研究では生育に大きな影響を及ぼすことが知られているため,本研究では共存細菌の共同体を調節することによって成長促進や成長阻害に着目してウキクサの生産を加速する可能性をウキクサ-微生物相互作用より評価した。結果:様々な水生環境から採取した無菌L.minorと細菌集団の共培養は,無菌対照と比較してウキクサの成長が-24~+14%の範囲で変化した。いくつかの細菌株を増殖促進および成長阻害の各集団から単離し,ウキクサの成長に及ぼす共存効果を調べた。供給源とは無関係に,各株はL.minorとの共培養で促進的,阻害的,または中立的効果を示した。群集におけるこれら細菌株間の相互作用をさらに分析するために,促進株と阻害株混合により無菌L.minorと共培養した結果,促進-促進株または阻害-阻害株の組み合わせは一般に個々の株と同様の効果を示した。しかしながら,促進-阻害株の組合せは阻害効果を示す傾向があり,一方,Aquitalea magnusonii H3のみが試験した全組合せ菌群において植物成長促進効果を発揮した。結論:ウキクサは環境細菌集団と共生栽培するとバイオマス生産に大幅な変化が観察された。群集内の促進性,中立性,および阻害性細菌は相乗効果を決定する。この結果は,既存細菌群集の制御によりウキクサのバイオマス生産を改善する可能性を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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特用作物一般  ,  微生物の生態 
タイトルに関連する用語 (5件):
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