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J-GLOBAL ID:201702210192936661   整理番号:17A1187576

N-3多価不飽和脂肪酸は内皮前駆細胞の高グルコース媒介障害を軽減するとin vitroおよびin vivoにおける虚血性損傷を予防する【Powered by NICT】

N-3 polyunsaturated fatty acids alleviate high glucose-mediated dysfunction of endothelial progenitor cells and prevent ischemic injuries both in vitro and in vivo
著者 (10件):
資料名:
巻: 42  ページ: 172-181  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高血糖症は血管機能を障害する内皮前駆細胞(EPC)数の減少と関連している。循環EPCは,出生後の血管新生における重要な役割と虚血性損傷の予防を果たしている。エイコサペンタエン酸(EPA)/ドコサヘキサエン酸(DHA)の豊富な魚油(FO)の頻繁な消費は糖尿病合併症の軽減と心血管疾患の低い発生率と関連することが報告されている。本研究の目的は,EPAおよびDHAなどのn-3多価不飽和脂肪酸はin vitroでEPCの高グルコース仲介機能不全を逆転し,それにより2型糖尿病(T2D)dB~ / マウスにおける高血糖状態下で起こる虚血性損傷を予防するかどうかを調べることであった。の結果から,EPAとDHAは血管新生能力の救済を通じたEPCにおける管形成の高グルコース媒介障害を軽減することを示した。EPAとDHAの効果の基礎をなす分子機構は,細胞外シグナル調節キナーゼ1/2,Akt/内皮型一酸化窒素シンターゼ(eNOS)およびAMP活性化キナーゼ(AMPK)シグナル伝達カスケードの活性化同様にEPCにおける下流FOXO3a蛋白質のりん酸化を含んでいる。さらに,EPAとDHAはc-kit,赤血球関連因子2とヘムオキシゲナーゼ-1蛋白質の発現をアップレギュレートした。4%と6%(wt/wt)の用量でFOの毎日の摂取は有意に骨髄由来および循環EPCのレベルを増加させ,血流の回復を誘導し,T2D dB~ / マウスモデルにおける虚血性損傷を防止した。FO消費の影響はin vivoで血漿VEGFレベルに影響することなく,Akt/eNOS及びAMPKシグナル伝達カスケードの活性化を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  細胞生理一般 

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