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J-GLOBAL ID：201702210871287041   整理番号：17A0029283

相転移ことはじめ 第10回 多様な相転移 III

著者 (1件)： 宮下精二 (東大 大学院理学系研究科)
資料名： パリティ  (Parity)
巻： 32  号： 1  ページ： 98-102  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： X0595A  ISSN： 0911-4815  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フラストレーションが連続系にどのような効果をもたらすかを説明する。まず相互作用のユニットセルと秩序変数の構造として,XY的異方性とHeisenberg模型とIsing的異方性と秩序変数の分類を紹介した。種々の相転移として三角格子反強磁性XY模型での相転移,三角格子反強磁性Heisenberg模型での相転移,三角格子反強磁性Ising的Heisenberg模型での相転移,カイラル相転移を取り上げた。三角格子に加えてカゴメ格子を扱った。

シソーラス用語： *相転移 ,  *統計力学 ,  秩序パラメータ ,  XY模型 ,  *格子模型 ,  Heisenberg模型 ,  異方性 ,  反強磁性 ,  Ising模型 ,  スピン系 ,  *フラストレーション効果
準シソーラス用語： カイラル相転移 ,  カゴメ格子 ,  秩序変数

分類 (3件)： 相転移・臨界現象一般  (BL04010V) ,  統計力学一般,多体問題  (BA08010Q) ,  格子理論  (BA08030M)

タイトルに関連する用語 (1件)： 相転移