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J-GLOBAL ID:201702211469007774   整理番号:17A0980582

屋外都市ピコセル環境における双方向ミリ波伝搬チャネル測定と偏波クラスター特性

Double Directional Millimeter Wave Propagation Channel Measurement and Polarimetric Cluster Properties in Outdoor Urban Pico-cell Environment
著者 (7件):
資料名:
巻: E100.B  号:ページ: 1133-1144(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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将来のセルラや屋外無線ネットワークでミリ波帯を利用するには,パスロスや他の大規模な伝搬パラメータを知ること以外に,各種の偏波に対する遅延/角度広がりなどのマルチパスクラスタ特性の理解が重要である。本文は,典型的な都市ピコセル環境におけるミリ波帯における広帯域全偏波双方向チャネル測定の解析結果を示す。自由空間パスロスよりも-8dBから-26.8dBの利得を有する,少数のマルチパスクラスタだけが,主に見通し内,二重反射と回折に因るものであり,見通し内(LOS)/見通し外の両方で見られ,クラスタ利得と散乱強度は強い偏波依存性がある。θ-θ偏波の散乱強度は,φ-φ偏波と比べて強く,単一反射,二重反射および散乱のためにクラスタの平均で夫々6.1dB,5.6dBおよび4.5dB高い。各クラスタにおけるパスは,偏波に係らず2.5nsの遅延分解能に匹敵する遅延スプレッドを有し,遅延領域に高度に集中する。散乱強度とは異なり,各クラスタ内の経路の角度広がりの偏波依存性はなかった。基地局側における方位角と仰角の平均角度広がりは,方位角が≦3.3°で,θ-θ偏波で仰角が3.2°以下であることとほぼ類似する。これらスプレッドは,φ-φ偏光について観察したスプレッドよりも僅かに小さかった。移動局側では,方位角の角度広がりは基地局側に比べてはるかに大きく,平均して,θ-θ偏波に対して方位角広がり≦11.4°と仰角広がり≦5°を観察した。これらの広がりは,φ-φ偏光よりも僅かに大である。これらの特性を知ることは,より正確な通信路のモデリングやシステムとアンテナの設計に不可欠である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
移動通信  ,  通信測定一般  ,  電離層伝搬 
引用文献 (29件):

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