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J-GLOBAL ID：201702211802902316   整理番号：17A1619203

重ねはりから連想するそりねじり挙動のビジュアル化

VISUALIZATION OF TORSIONAL WARPING BEHAVIOR ON BEAM WITH THIN-WALLED POLYGONAL CROSS SECTION

著者 (4件)： 加藤久人 (株式会社建設技術研究所 大阪本社 構造部) ,  三好崇夫 (明石工業高等専門学校 都市システム工学科) ,  玉田和也 (舞鶴工業高等専門学校 建設システム工学科) ,  山口隆司 (大阪市立大学 工学研究科都市系専攻)
資料名： 土木学会論文集 H(教育)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. H (Engineering Education and Practice) (Web))
巻： 73  号： 1  ページ： 76-90(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0264A  ISSN： 1884-7781  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,はりのそりねじり理論は,大学,高専等で開講される構造力学では殆ど取り扱われず,技術者にとっては難解であるとの思い込みがある.そこで,本研究では,そりねじり理論に関する新たな教育プログラムを開発した.これは,初等の構造力学で学習済みのはりの曲げ理論に基づいて,折れ板構造の曲げ挙動とそりねじり挙動の関連性がビジュアルに理解できるように説明したテキストと,双方向型の学習方法を取り入れた講義から構成される.同プログラムの被験者へのアンケート調査結果によれば,良好な教育効果,適切な理解度が得られていることが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： 反り ,  ねじり ,  *可視化 ,  構造力学 ,  *カリキュラム ,  挙動 ,  構造解析 ,  片持梁 ,  板厚 ,  アンケート ,  理解 ,  *組立梁
準シソーラス用語： *教育プログラム ,  *重ね梁

著者キーワード (6件)： thin-walled polygonal cross section ,  layered beam ,  bending behavior ,  torsional warping behavior ,  visual understanding ,  active learning

分類 (1件)： 梁,桁  (HD03020H)

引用文献 (12件)：

• 1) 長谷川彰夫,西野文雄:新体系土木工学 7,構造物の弾性解析,pp. 274-307,技報堂出版,1983.
• 2) 小松定夫,西村宣男,中田憲正:横構・対傾構で連結された2主桁橋の全体横倒れ座屈荷重の簡易計算式,土木学会論文報告集,第341号,pp. 215-222, 1984.1
• 3) 西村宣男:構造力学と設計を学ぶ方々へ(最終講義録,論説,工学倫理など),pp. 113-121, 2005.3
• 4) 北海道開発局,祈石橋事故調査報告書,北海道開発局,1964.1
• 5) 日本道路協会:鋼道路橋設計便覧,pp. 164-177,丸善,1979.2

タイトルに関連する用語 (6件)： はり ,  連想 ,  そり ,  ねじり ,  挙動 ,  ビジュアル化