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J-GLOBAL ID：201702211918350300   整理番号：17A1696566

第一原理からの物性シミュレーション III.強相関,トポロジカル系 ジャロシンスキー守谷相互作用の第一原理計算

著者 (4件)： 是常隆 (東北大 大学院理学研究科) ,  是常隆 (JST-さきがけ) ,  菊池徹 (京大 基礎物理学研) ,  有田亮太郎 (理研 創発物性科学研究セ)
資料名： 固体物理  (Solid State Physics)
巻： 52  号： 11  ページ： 671-681  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： F0158B  ISSN： 0454-4544  CODEN： KOTBA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ジャロシンスキー守谷相互作用の第一原理計算を用いた評価手法について近年の発展を解説する。さまざまな評価手法が提案されているが,ジャロシンスキー守谷相互作用の起源もさまざまであること,第一原理計算の実装が公開されていないことなどの理由で比較は難しい。らせん状磁気構造からは,第一原理計算が磁気構造のエネルギーを再現でき,そのエネルギーが連続体模型で記述できるなら,その比較からジャロシンスキー守谷相互作用を求めることができる。また,スピンゲージ場を用いた磁化に対する微分展開を行うことにより,スピン流の磁化に垂直な成分として求めることもできる。カイラル磁性体を使った評価もある。それぞれの手法の適用範囲を正しく理解して利用していくことが大切である。

シソーラス用語： *スピン-軌道相互作用 ,  *交換相互作用 ,  *第一原理 ,  *磁気構造 ,  螺旋磁性 ,  ゲージ場 ,  *異常Hall効果 ,  *電流 ,  磁性体 ,  スキルミオン ,  計算機シミュレーション ,  磁化 ,  スピン配位 ,  *バンド構造 ,  *スピン流 ,  Dresselhausスピン-軌道相互作用 ,  Rashbaスピン-軌道相互作用 ,  カイラル磁性体 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *Dzyaloshinskii-Moriya相互作用

分類 (2件)： 電子輸送の一般理論  (BM03020C) ,  磁性理論  (BM06020X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 第一原理 ,  物性 ,  シミュレーション ,  強相関 ,  相互作用 ,  第一原理計算