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J-GLOBAL ID：201702212414040713   整理番号：17A0488082

ダブルチャンバー法を用いた表層透気性の評価に関する共通試験

著者 (1件)： 山崎順二 (淺沼組)
資料名： 淺沼組技術研究報告(CD-ROM)  (Asanuma Technical Research Report (CD-ROM))
号： 28  ページ： ROMBUNNO.4  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： L1560B  ISSN： 1884-9261  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 呼び強度の異なる4種類のコンクリート壁を2体作製し,ダブルチャンバー法による同じ測定原理の透気試験機を8台準備し,呼び強度ごとに計6カ所をサンプリングして共通試験(ラウンドロビン・テスト)実施した。各位置から得られた測定値に対してGrubbsの検定を行い,外れ値を棄却した後に相乗平均した値を透気係数の評価値とした結果,測定位置ごとの試験機の違いによる変動係数は概ね20%~40%であった。また,同一呼び強度における実大コンクリート壁の6カ所で測定した透気係数の変動係数は40%程度以下となり,既存RC構造物の中性化深さの変動係数と概ね同程度であることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 容器 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *外壁 ,  *透気性 ,  *共同比較試験 ,  変動係数 ,  仮説検定 ,  t分布 ,  圧縮強さ ,  *中性化 ,  *深さ ,  透気試験 ,  耐久性
準シソーラス用語： ラウンドロビン試験 ,  t検定

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (9件)：

• 今本啓一:コンクリートの表層透気性試験方法の現状と課題、コンクリート工学、Vol.53,No.7,pp.606-613, 2015.7
• RILEM TC116-PCD, Recommendation ofTC116-PCD, Tests for gas permeability of concrete.B.Measurement of gas permeability of concrete by RILEM- CEMBUREAU method , Mater. & Struct , Vol.25 , No.150 , pp.358-365, July 1992
• 山崎順二、今本啓一、下澤和幸、永山勝、二村誠二: 簡易透気性試験によるコンクリートの耐久性評価に関する研究 その1 簡易透気速度に影響を及ぼす各種要因に関する検討、日本建築学会学術講演梗概集 (近畿)、pp.1177-1178, 2005.9
• JIS Z 8402-2, 7.3.4
• Roberto Torrent, Frank Jacobs:Swiss Standard SIA 262: 2003, A step towards performance-based specifications for durability , Concrete in Aggressive Aqueous Environments, Performance, Testing and Modeling, pp.532-539, Toulouse, France, 2009.6

タイトルに関連する用語 (5件)： チャンバー法 ,  表層 ,  透気性 ,  評価 ,  試験