文献

J-GLOBAL ID：201702212739554714   整理番号：17A0544681

食事性クコ抽出物は過体重および高コレステロール血症患者における炎症性mRNAsの発現を調節して酸化ストレスを改善する ランダム化二重盲検プラセボ対照試験

Dietary Wolfberry Extract Modifies Oxidative Stress by Controlling the Expression of Inflammatory mRNAs in Overweight and Hypercholesterolemic Subjects: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial

著者 (9件)： LEE You Jin (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  AHN Youngsook (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  KWON Oran (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Mee Youn (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Choong Hwan (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Sungyoung (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Taesung (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KWON Sung Won (CHA Univ., Gyeonggi-do, KOR) ,  KIM Ji Yeon (Seoul National Univ. Sci. and Technol., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 65  号： 2  ページ： 309-316  発行年： 2017年01月18日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クコは,多糖類やフラボノイドなどの生物活性な化合物を多く含み,東アジアでよく知られる生薬である。ここでは,軽度の高コレステロール血症と過体重患者におけるクコ果実の水抽出物(WBE)の抗酸化作用と消炎作用を評価した。患者53人の二重盲検ランダム化試験で評価した。食後1日1回,13.5gのWBEまたは偽薬を8週間食させた。その結果,WBE区では,赤血球スーパオキシドジスムターゼ活性の減少とカタラーゼ活性の増加が見られた。また,リンパ球におけるDNA損傷の減少も認められた。酸化ストレスまたは炎症ストレスに関連するmRNAのダウンレギュレーション比率が高まった。

シソーラス用語： *ナス科 ,  果実【器官】 ,  物 ,  高コレステロール血症 ,  *栄養障害 ,  体重 ,  患者 ,  二重盲検法 ,  ランダム化比較試験 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  カタラーゼ ,  酵素活性度 ,  DNA損傷 ,  mRNA ,  ダウンレギュレーション ,  遺伝子発現 ,  酸化ストレス ,  *酸化防止 ,  消炎作用 ,  *生薬
準シソーラス用語： *クコ ,  過体重 ,  抽出物

分類 (4件)： 薬用植物  (FC03075M) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

タイトルに関連する用語 (13件)： 食事 ,  クコ ,  抽出物 ,  過体重 ,  高コレステロール血症 ,  患者 ,  炎症 ,  発現 ,  調節 ,  酸化ストレス ,  ランダム化 ,  二重盲検 ,  プラセボ