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J-GLOBAL ID:201702212942813246   整理番号:17A1763629

外部条件によって誘発された中鎖脂肪酸とL-アルギニンにより形成された相挙動およびイオン対両親媒性分子の自己集合特性【Powered by NICT】

Phase behaviors and self-assembled properties of ion-pairing amphiphile molecules formed by medium-chain fatty acids and l-arginine triggered by external conditions
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巻: 41  号: 23  ページ: 14486-14497  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルカリの存在下でプロトン化されるとき,両親媒性炭素鎖とカルボキシル基から構成され,脂肪酸は単純なクラスの陰イオン界面活性剤である。イオン対両親媒性分子を形成し,異なるナノ構造に自己集合することができ,これは広く適用できる。しかし,これらのナノ構造の相転移は外部条件の引き金になり得る,pH,温度,塩の添加などを紹介した。本研究では,8 12炭素を含む中鎖脂肪酸(MCFAs)は有機アミノ対イオン,L-アルギニンによる自己集合の対象として選択した。図に基づいて相転移に及ぼす鎖長,pH,温度および溶媒の影響,レオロジー特性と組み合わせたフリーズフラクチャー透過型電子顕微鏡法(FF TEM)および偏光顕微鏡観察(PMO)により決定されるを検討した。結果は豊富な相挙動を,オクタン酸(C8:0)系で観察されたことを示した。しかし,より低い疎水性のためにpHの変化に鈍感であった。とは対照的に,デカン酸(C10:0)及びラウリン酸(C12:0)システムのための,L_α相(小胞)にL_1相(ミセル)の相転移が観察され,それらはpHの変化に刺激反応を示した。同時に,ラウリン酸は,温度,高いKrafft点に起因するに敏感であった。に加えて,溶媒はグリセリンで置換した場合,これらの三つの系におけるミセルへの小胞から生じた相転移。MCFAシステムで観察されたこの相転移は薬物送達,材料科学,および他の関連領域への良好な洞察を提供するであろうことを期待している。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

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