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J-GLOBAL ID:201702213004664066   整理番号:17A0467397

促成ナスの株元加温における潜熱蓄熱材の利用可能性

Use of Phase Change Materials for Basal Stem Heating during the Forced Culturing of Eggplant.
著者 (6件):
資料名:
号:ページ: 30-35,72  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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促成ナスの株元加温における潜熱蓄熱材の利用可能性を検討するため,夜間の株元加温時間帯がナスの乾物生産量および収量に及ぼす影響について調査した。前夜半(18~22時)に20°Cで株元加温すると,葉部の乾物生産量が増え,商品果率が向上して商品果数および商品果収量が増加した。また,前夜半は,中夜半(22~翌2時)や後夜半(翌2~6時)に比べて,ハウス内の気温が高く,株元加温に必要なエネルギーが少ない。これらのことから,促成ナスにおける効率的な株元加温時間帯は18~22時の前夜半であると考えられた。次に,前夜半を20°Cに加温することを目的として,潜熱蓄熱材を使用した株元加温器を製作し,その加温能力および促成ナスの生育に及ぼす影響を検討した。株元加温器の加温能力は,天候で比べると曇雨天日は低いものの晴天日には高く,晴天日が多い月は前夜半の茎表面温度を20°C以上に維持できた。しかし,株元加温器の設置による増収効果は認められなかった。潜熱蓄熱材は,効率的な株元加温時間帯である前夜半を加温する熱源として利用できる可能性はあるものの,増収効果を得るためには厳寒期の日中に蓄熱量を増やす対策が必要であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  作物栽培施設 
タイトルに関連する用語 (5件):
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