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J-GLOBAL ID：201702213280891870   整理番号：17A0477301

細粒分が液状化強度と液状化後の剛性変化に及ぼす影響

著者 (4件)： 金山未来 (北見工大 大学院) ,  山下聡 (北見工大) ,  川尻峻三 (北見工大) ,  川口貴之 (北見工大)
資料名： 地盤工学会北海道支部技術報告集(CD-ROM)
号： 57  ページ： ROMBUNNO.37  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： L0301B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震において非塑性シルトを多く含む細砂の液状化が多く発生したことから,非塑性の細粒分含有率が異なる砂質土の液状化特性を調べた。また液状化による剛性変化を調べるため,ベンダーエレメント試験によりS波速度を測定した。さらにX線CTにより液状化前後の供試体内部の密度変化を評価した。その結果,以下の知見を得た。1)液状化強度は,豊浦砂の場合,細粒分5%で液状化強度は上昇するが,それ以上細粒分が増えると液状化強度は低下する。2)細粒分を含む豊浦砂は,液状化後に剛性が低下したが,屈斜路火山灰土の場合,液状化前後で変化はなかった。3)豊浦砂の場合細粒分混入により側方部で密度が増加したが,火山灰土の場合変化はなかった。

シソーラス用語： *液状化 ,  強度 ,  剛性 ,  *砂質土 ,  *細粒土 ,  比率 ,  豊浦標準砂 ,  火山灰土 ,  地震波速度 ,  土壌密度 ,  土質試験 ,  X線CT
準シソーラス用語： S波速度 ,  ベンダーエレメント試験 ,  液状化強度 ,  細砂 ,  細粒分含有率

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (3件)：

• 京川裕之,清田隆,近藤康人,小長井一男(2012):東北地方太平洋沖地震による浦賀市埋立地盤の液状化被害調査,地盤工学ジャーナル,Vol.7,No.1,pp.265-273
• 金山未来,山下聡,川尻峻三,川口貴之(2015):飽和・不飽和土の液状化特性と液状化前後の弾性波速度変化,地盤工学研究発表講演集,pp.739-740
• 佐藤正行,小田匡寛,風間秀彦,小瀬木克己(1997):細粒分が埋立地盤の液状化特性に及ぼす影響に関する基礎的研究,土木工学会論文集,No.561/III-38,pp.271-282

タイトルに関連する用語 (3件)： 液状化強度 ,  液状化 ,  剛性