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J-GLOBAL ID：201702213557455380   整理番号：17A0445050

脱順化は温暖化気候の下での穀類の冬期生存に重要である可能性がある【Powered by NICT】

Deacclimation may be crucial for winter survival of cereals under warming climate

著者 (3件)： Rapacz Marcin (University of Agriculture in Krakow, Faculty of Agriculture and Economics, Department of Plant Physiology, Podluzna 3, 30-239 Krakow, Poland) ,  Jurczyk Barbara (University of Agriculture in Krakow, Faculty of Agriculture and Economics, Department of Plant Physiology, Podluzna 3, 30-239 Krakow, Poland) ,  Sasal Monika (University of Agriculture in Krakow, Faculty of Agriculture and Economics, Department of Plant Physiology, Podluzna 3, 30-239 Krakow, Poland)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 256  ページ： 5-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候温暖化は冬季気象パターンを変えることができる。冬季の暖かい温度は極端な凍結イベントの低リスクをもたらした。一方冬中に予測された温間ギャップはそれらの凍結耐性を減少するであろう。両反対効果は,冬の生残に影響するが,それらの得られた効果は不明である。本論文では,気候温暖化は,植物の冬の生存の減少をもたらす可能性があることを示した。普通コムギとライコムギの耐冬性の実態調査を11か所で確立され,次の三つの冬の間に反復した。植物の凍結耐性は植物生存率分析およびクロロフィル蛍光測定の両方を用いて制御された低温順化および脱順化後に研究した。寒冷脱順化抵抗は低温順化能力から独立であることを示した。さらに,脱順化条件は野外で起こったとき,寒冷脱順化抵抗は越冬のために重要であると思われた。連続寒冷順化の短縮は寒冷脱順化効率,暖冬時の植物生存を脅かすを増加させる可能性がある。クロロフィル蛍光過渡現象の測定は,脱順化前後の凍結によって引き起こされたいくつかの違いを示した。寒冷脱順化抵抗は冬穀物の育種と冬損傷リスクの将来のモデルにおいて考慮されるべきであると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： コムギ ,  *温暖化 ,  気象 ,  トリティカーレ ,  *気候 ,  凍結 ,  実態調査 ,  穀類 ,  耐凍性 ,  *順応 ,  *冬 ,  過渡現象
準シソーラス用語： 暖冬 ,  低温順化 ,  クロロフィル蛍光 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： クロロフィル蛍光 ,  気候変動 ,  寒冷脱順化 ,  一般的なコムギ(Triticum aestivumL.) ,  トリティカーレ(×Triticosecale Wittm.) ,  冬季生存

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 順化 ,  温暖化 ,  気候 ,  穀類 ,  冬期 ,  生存 ,  可能性