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J-GLOBAL ID:201702213837487593   整理番号:17A1363147

日本中部の乗鞍岳の高度勾配に沿ったSolidago virgaurea L.種群の開花フェノロジーと生殖

Flowering phenology and reproduction of the Solidago virgaurea L. complex along an elevational gradient on Mt Norikura, central Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 270-278  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,袋掛け実験を用いて日本の亜高山帯の4箇所の標高で,Solidago virgaurea種群の開花フェノロジーと生殖形質を調査した。開花は高い標高で早期に始まった。ハナアブは主にS. virgaurea種群の花を訪問し,他の3つの標高よりも一番低い標高でかなり少なかった。個体あたりの種子の数は4つの標高間で異ならなかったが,個体当たりの全痩果重量は3つの他の標高より最も低い標高で低かった。対照の痩果の重量と種子発芽率は最も低い標高より高い標高ではるかに大きかった。対照の痩果の重量と発芽率はまれな花訪問者によって最も低い標高の袋掛け処理と同様の低さであり,このことは,S. virgaurea種群が通性外交雑種であることを示す。S.virgaurea種群は早い時期に開花を始めることにより,高い標高で短期間の成長期に種子を生産すると考えられ,大きな種子サイズは高い標高での苗立ちのために有利である。したがって,開花フェノロジーおよび生殖形質の高度変化は高標高での短い生育期に適応していると考えられる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (56件):
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