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J-GLOBAL ID:201702213892329105   整理番号:17A1484690

ウイルスプロモーター活性の障害を介してB型肝炎ウイルス産生に及ぼすmetachromin Aの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effects of metachromin A on hepatitis B virus production via impairment of the viral promoter activity
著者 (11件):
資料名:
巻: 145  ページ: 136-145  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルス(HBV)慢性感染のための現在利用可能な抗ウイルス薬はペグ化インターフェロンおよびヌクレオシド/ヌクレオチド類似体である,患者からの共有結合閉環状DNA(cccDNA)を完全に除去することは困難であるされている。HBVコアプロモーターを標的とする抗ウイルス化合物を同定するために,海洋生物由来の15種のテルペンがHBVコアプロモーターの制御下でホタルルシフェラーゼを発現する細胞系を用いてスクリーニングした。海綿Dactylospongia metachromiaから単離したmerosesquiterpeneであるメタクロミンAは試験した化合物の中で最高レベルでウイルスプロモーター活性を阻害し,インターフェロンシグナル伝達と細胞毒性にかかわらずHBV産生を抑制したEC_50値は0.8μMであった。構造活性相関の解析はヒドロキノン部分,metachromin A中の炭素数が5と 9の二重結合は抗HBV活性に重要であることを明らかにした。metachromin Aは蛋白質レベルではなく肝核因子4αのRNAレベル,エンハンサーI/Xプロモーター及びエンハンサーII/コアプロモーターの活性を上方制御する主にを減少させた。これらの結果は,metachromin Aはウイルスプロモーター活性の障害を介してHBV産生を阻害することを示唆した。ウイルスプロモーターを標的とした抗ウイルス剤は残留cccDNAにかかわらずHBV関連疾患を改善する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 
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