抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ここでは,コレステリック液晶の電気光学効果を紹介する。螺旋軸に平行及び垂直な電界を印加する二種類の素子構造に着目する。前者は反射バンドを制御する際に有効な素子構造であり,主に反射型ディスプレイのようなフォトニックデバイスへの応用を狙う際に用いられる。一方で後者は高速応答性を発現させるのに有効な素子構造であり,主に高速応答ディスプレイの応用を狙う際に用いられる。この反射特性と高速応答性という性質は次世代ディスプレイ技術の重要な要素の一つであり,コレステリック液晶が次世代技術へ貢献しうる可能性を秘めた興味深い材料であることを解説する。(著者抄録)