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J-GLOBAL ID:201702214069686090   整理番号:17A0876312

熱安定な生産的MtEG5エンドグルカナーゼの組み換え発現とリグノセルロース基質の加水分解の間のMyceliophthora thermophilaからのMtLPMOとの相乗作用

Recombinant expression of thermostable processive MtEG5 endoglucanase and its synergism with MtLPMO from Myceliophthora thermophila during the hydrolysis of lignocellulosic substrates
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巻: 10  号: May  ページ: 10:126 (WEB ONLY)  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:糸状菌類は陸上生態系中で最も強力なセルロース分解有機体の1つである。リグノセルロース基質の分解を実行するために,これらの微生物は加水分解と酸化機構の両方を利用するが,さまざまな酵素の分泌と相乗作用が関わる。これらの酵素の間の相互作用は糖化レベル(中性と酸化生成物の放出)で起こるが,時には基質液化でも反映される。中性糖の収率に関する相乗作用を広く研究したが,更なる研究は酸化糖と共に基質の粘性に対する酵素組み合わせの影響に焦点を合わせるべきである。結果:今回の研究では,エンドグルカナーゼ(EG)の異種発現と分解的多糖類モノオキシゲナーゼ(LPMO)(両方は好熱性菌Myceliophthora thermophilaから)との結合した活性について報告する。配糖体加水分解酵素群5に属するEGの遺伝子が,メチロトローフ酵母Pichia pastorisで機能表現された。生産されたMtEG5A(75kDa)は顕著な耐熱性を特徴とし,CMCと比べて微結晶性セルロースの高い比活性(生産的性質の指標となる)を示した。この酵素は小麦藁やカバ,カエデバイオマスから多のセロビオースを放出できた。MtEG5Aを伴うMtLPMO9の添加は,中性に加え酸化糖の放出も改良して,再生非結晶セルロース(PASC)に対して増高した酵素加水分解収率を示した。動粘性係数測定を使用するPASCと前処理小麦藁の粘度低下に対するMtEG5Aの活性評価は,この酵素がモデル基質と天然リグノセルロース物質の液化を実行できるが,MtLPMO9と共に加えた場合,どんな更なる相乗効果も観察されなかったことを明らかにした。結論:好熱性菌M.thermophilaからのエンドグルカナーゼMtEG5Aは優れたな性質を示して,生物工学的応用における使用の適切な候補にした。LPMOとの強い相乗作用が糖放出に反映されたが,基質粘度低下では反映されなかった。酸化糖の生成レベルに基づいて,これはLPMOとEGの間の相乗作用の最初の指標である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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木材化学  ,  酵素生理 

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