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J-GLOBAL ID:201702214095884102   整理番号:17A0113197

直がけ被覆における遮光率の違いが一番茶新芽内化学成分に及ぼす影響

Effects of Various Directly Covered Shading Levels on Chemical Components in Tea New Shoots of the First Flush.
著者 (4件):
資料名:
号: 122  ページ: 1-7  発行年: 2016年12月31日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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被覆における遮光率の違いが新芽内の化学成分に及ぼす影響について,異なる遮光率の資材を一番茶芽に直がけ被覆し,経時的に新芽の調査を行った。その結果,新芽の形質,カテキン類,カフェイン,テオガリン,アミノ酸の含有量は被覆による影響が認められた。被覆後の新芽の生育量は遮光率が高いほど少なかった。エピガロカテキン(EGC)は被覆により遮光率が高いほど含有量が少なくなり,被覆日数の経過とともに露地区と各被覆区の含有量の差は拡大し,被覆の影響を強く反映していた。テオガリンは75%以上の遮光により含有量が露地区より多くなったが,芽の硬化に従い露地区,被覆区ともに含有量が減少した。アミノ酸は被覆の影響が顕著に現れる時期が個々のアミノ酸により異なり,茶に多く含まれるテアニン(Thea)は被覆後20日には75%以上の遮光で含有量が露地区より多くなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  し好料作物 
引用文献 (17件):
  • 青野英也・簗瀬好充・田中静夫・杉井四郎 (1976): チャ栽培における化学繊維被覆資材の利用とその効果. 茶業試験場研究報告, No.12, 1-123.
  • 西條了康・大沢キミコ (1981): しゃ光によるカテキン類ならびに窒素成分の生成制御. 茶研報, No.54, 40-46.
  • 忠谷浩司・竹若与志一 (2006): 直がけ被覆期間が一番茶芽の生育および成分含有率に及ぼす影響. 茶研報, No.101, 9-16.
  • 堺田輝貴・吉岡哲也・中園健太郎・仁田原寿一 (2012): 覆い下栽培おける二番茶の高品質・高収益生産のための被覆方法. 福岡県農業総合試験場研究報告, No.31, 63-69
  • Kaneko, S., K. Kumazawa, H. Masuda, A. Henze and T. Hofmann (2015): Molecular and sensory studies on the umami taste of Japanese green tea. J. Agric. Food Chem., 54, 2688-2694.
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