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J-GLOBAL ID：201702214401488021   整理番号：17A1966813

後期南西モンスーン中のオマーン縁辺沖の浮遊性有孔虫Globigerina bulloides,Turborotalita quinquelobaと浮遊性有孔虫Neogloboquadrina pachydermaの遺伝的多様性と生態学【Powered by NICT】

Genetic diversity and ecology of the planktonic foraminifers Globigerina bulloides, Turborotalita quinqueloba and Neogloboquadrina pachyderma off the Oman margin during the late SW Monsoon

著者 (8件)： Darling Kate F. (School of GeoSciences, University of Edinburgh, Edinburgh, UK) ,  Darling Kate F. (School of Geography and Sustainable Development, University of St Andrews, Fife KY16 9AL, UK) ,  Wade Christopher M. (School of Life Sciences, University of Nottingham, Nottingham, UK) ,  Siccha Michael (MARUM, Center for Marine Environ. Sciences, University of Bremen, 28359 Bremen, Germany) ,  Trommer Gabriele (Department Biologie II, Ludwig-Maximilians-Universitaet, D-82152 Planegg-Martinsried, Germany) ,  Schulz Hartmut (Department of Geosciences, Universitaet Tuebingen, 72076 Tuebingen, Germany) ,  Abdolalipour Samereh (Department of Geosciences, Universitaet Tuebingen, 72076 Tuebingen, Germany) ,  Kurasawa Atsushi (Japan Agency for Marine Earth Science and Technology, Yokosuka 237-0061, Kanagawa, Japan)
資料名： Marine Micropaleontology  (Marine Micropaleontology)
巻： 137  ページ： 64-77  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2182A  ISSN： 0377-8398  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アラビア海の熱帯海域は世界の最も豊富な生物学的地域の一つである。高度に複雑なモンスーンシステムは古環境研究,モンスーンサイクルを通じた浮遊性有孔虫群集とその地球化学的特徴の現代の生態を理解することに大きく依存する特に挑戦的である。,典型的に高緯度生態系への中間冷却器と関連しており,G.bulloides,T.quinquelobaとN.pachydermaのような主要な湧昇応答者も熱帯アラビア海における数で見られた。これら形態種のより通常の冷却器水親和性に起因して,アラビア海の海洋学的孤立した熱帯湧昇生態系は,潜在的に新しい生態学的に異なる遺伝子型(生態型)を有している。試料は夏季モンスーンの終わりに向かって15地点でオマーン縁辺沖で採取された湧昇と外洋領域の両方でのこれら形態種の遺伝的プロファイルを決定した。小サブユニット(SSU)rDNA配列の系統発生分析は,いくつかの新しい遺伝的に異なる生態型を明らかにした。G.bulloides(タイプIaとIIf)の二種の遺伝的に多様な生態型が,航跡に沿って同定した。,G.bulloides温水系統のメンバーであるIa型は湧昇と外洋域の両方に見出した。,G.bulloides冷水系統のメンバーである第二遺伝子型(IIf)は限界後期湧昇の海水でのみ認められた。G.bulloides画像の初期視覚的評価は,形態学的に不可解なであることを示唆する。二高度に分岐した遺伝子型T.quinqueloba(タイプIbおよびIIe)も同定され,それは主に東部と北部アラビア海に限定されていた。型IIeは,その潜在的な冷水親和性を指摘するT.quinqueloba冷水系統の新しいメンバーであるが,遺伝子型数は湧昇との特異的結合を確認するには低すぎた。N.pachyderma(VIII型)の新しい高度に分岐した遺伝子型も西部と南部の観測所で同定された。地球湧昇系遺伝子型群集の比較は,現在ほとんど地域共通性を示した。地域palaeoproxy理解を複雑にする,地球化学的キャリブレーションは,種および遺伝子型特異的であることが知られているからである。各システム内の遺伝子型の生態と多様性の詳細な研究は,古代記録解釈の精度を保証するために実行すべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子型 ,  地球化学 ,  冷水 ,  アラビア海 ,  *浮遊性有孔虫 ,  モルフォロジー ,  熱帯 ,  *生態学 ,  海水 ,  湧昇流 ,  *モンスーン ,  生態系 ,  *遺伝 ,  海域 ,  *生態

著者キーワード (4件)： 浮遊性有孔虫 ,  海洋系統地理学 ,  アラビア海湧昇 ,  原生生物の遺伝的多様性

分類 (1件)： 新生代  (DE03040C)

タイトルに関連する用語 (5件)： モンスーン ,  オマーン ,  浮遊性有孔虫 ,  遺伝的多様性 ,  生態