文献
J-GLOBAL ID:201702214561969165   整理番号:17A1080170

カルボン酸を抽出剤として用いたNdFeB永久磁石からの有価値金属の抽出平衡

Extraction Equilibrium of Valuable Metals from NdFeB Permanent Magnet Using Carboxylic Acid as Extractant
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 610-617(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,溶媒抽出による焼結NdFeB永久磁石における有価値金属の分離および回収を調べ,ここではネオジム,ジスプロシウムおよびコバルトが有価値金属として含まれた。ネオデカン酸,ナフテン酸,2-エチルヘキシルホスホン酸モノ-2-エチルヘキシルエステル(PC-88A)およびビス(2-エチルヘキシル)リン酸(D2EHPA)を,それぞれカルボン酸および有機リン系酸の金属抽出剤として使用し,液液抽出平衡による金属の分離性を評価した。単一金属イオン系では,D2EHPAによる各金属イオンの分配係数が最大で,次いでPC-88A,ネオデカン酸およびナフテン酸によるものが続いた。有機リン系酸によるこれら金属の分離は,カルボン酸によるものよりも効果的であったが,カルボン酸はこれら金属を分離するのに十分な分離効率を示した。更に,抽出剤によるストリッピング操作は,有機リン系酸抽出剤と比較して比較的高いpHで行うことができた。これら結果に従って,ネオデカン酸抽出剤を用いた抽出平衡を,二元金属イオン系によって測定し,共存金属イオンの効果を研究した。鉄および希土類元素は,抽出平衡に殆んど影響しなかったが,コバルトイオンは鉄または希土類元素イオンによって共抽出され,これによって分離効率を低くした。次に,抽出平衡のこれら傾向の検討に基づいて,焼結NdFeB永久磁石における有価値金属を回収するための分離手順を示差した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出 
引用文献 (22件):

前のページに戻る