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J-GLOBAL ID：201702214595411443   整理番号：17A0494937

有機分子触媒の化学 モノづくりのパラダイムシフト 日本化学会編 ポリマー合成への応用

著者 (2件)： 磯野拓也 (北大 大学院工学研究院) ,  佐藤敏文 (北大 大学院工学研究院)
資料名： CSJ Current Review  (CSJ Current Review)
号： 22  ページ： 204-205  発行年： 2016年11月15日 
JST資料番号： F1106A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機分子触媒を用いたリビング重合について紹介した。DMAPなどの有機塩基触媒は,広範囲の環状エステルや環状カーボネートのリビング的開環重合を触媒した。チオウレア/アミン系触媒を用いた場合,チオウレア部位がモノマーを活性化して,アミン部位が開始剤/成長末端を活性化した。有機塩基触媒を置換エポキシドの開環重合に用いて,ポリエーテルを与えた。酸性度の低いリン酸ジフェニル(DPP)が,種々の環状エステル類における開環重合の優れた触媒であることを示した。さまざまな有機塩基(t-Bu-P₄など)および有機酸(Tf₂NHなど)が,グループ移動重合(GTP)による,メタクリレートやアクリレート系モノマーのリビング重合における優れた触媒であることがわかった。

シソーラス用語： 触媒 ,  触媒反応 ,  グループトランスファ重合 ,  開環重合 ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  ポリエーテル ,  *リビング重合 ,  *脂肪族ポリエステル ,  脂肪族ポリカーボネート ,  環状エーテル ,  ポリメタクリル酸エステル ,  製造
準シソーラス用語： アミン触媒 ,  エポキシド ,  チオウレア化合物 ,  塩基触媒 ,  酸触媒 ,  有機触媒反応 ,  有機分子触媒 ,  物作り

分類 (3件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子の反応一般  (CG03001G) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

物質索引 (2件)： t-Bu-P4 ,  りん酸ジフェニル

タイトルに関連する用語 (8件)： 有機分子触媒 ,  化学 ,  モノづくり ,  パラダイムシフト ,  日本 ,  学会 ,  ポリマー合成 ,  応用