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J-GLOBAL ID：201702214846834574   整理番号：17A1604321

高分子の種類と分子量がカプセル化効率と高分子ミセルからのケルセチンの放出を決定

Polymer type and molecular weight dictate the encapsulation efficiency and release of Quercetin from polymeric micelles

著者 (4件)： SUNOQROT Suhair (Al-Zaytoonah Univ. Jordan, Amman, JOR) ,  ALSADI Aya (Al-Zaytoonah Univ. Jordan, Amman, JOR) ,  TARAWNEH Ola (Al-Zaytoonah Univ. Jordan, Amman, JOR) ,  HAMED Rania (Al-Zaytoonah Univ. Jordan, Amman, JOR)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 295  号： 10  ページ： 2051-2059  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌および炎症性疾患に治療可能性があるケルセチン(QCT)の低い水溶性および安定性に対応するために,メトキシポリエチレングリコールとポリ(D,L-ラクチド)およびポリ(ε-カプロラクトン)の開環共重合体系のQCT-カプセル化高分子ミセルを,薬物送達プラットフォームとしてin vitro評価した。共重合体はマイクロモル以下の臨界ミセル濃度を示し,100nm未満の粒径のQCT充填ミセルを生成した。Flory-Huggins相互作用パラメータから適応性が最も高いと予想されたmPEG5K-PLA3Kは,最も高い負荷能力および封入効率を達成し,薬物負荷もまた共重合体の親水性親油性バランスと強い相関を示した。in vitroでのミセルからの放出は,初期のバースト相に続いて制御された放出相を有する二相性プロファイルで,薬物-共重合体の適応性および分子量に依存した。

シソーラス用語： 分子量 ,  *ミセル ,  フラボノイド ,  炎症 ,  腫瘍 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリ乳酸 ,  ポリカプロラクトン ,  *カプセル封じ ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  臨界ミセル濃度 ,  Flory-Huggins理論 ,  親水性親油性バランス ,  *薬物放出 ,  徐放性製剤 ,  粒度 ,  粒径 ,  負荷試験 ,  臨床検査 ,  ζ電位 ,  医用高分子 ,  *薬物担体 ,  スズ錯体 ,  *開環重合 ,  透過型電子顕微鏡 ,  適応性 ,  剤形 ,  ラクチド ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： カプセル化【物質】 ,  *カプセル化効率 ,  ポリ(ε-カプロラクトン) ,  ポリエチレングリコール ,  炎症性疾患 ,  *高分子ミセル ,  薬物制御放出 ,  薬物送達 ,  薬物担体高分子 ,  薬物負荷

分類 (1件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

物質索引 (5件)： DL-ラクチド ,  ε-カプロラクトン ,  ケルセチン ,  ジヒドロクエルセチン ,  ピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子 ,  分子量 ,  カプセル化効率 ,  高分子ミセル ,  ケルセチン ,  放出