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J-GLOBAL ID:201702214938583046   整理番号:17A1375796

メルトブロー法により調製したメソフェーズピッチ炭素フィルムの配向性と力学特性

The orientation and mechanical properties of a mesophase pitch-derived carbon film prepared by melt-blowing
著者 (3件):
資料名:
巻: 2017  号: 278  ページ: 123-126(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コールタールピッチは炭素工業製品の前駆体材料である。最も代表的な製品としては,ピッチ系炭素繊維やメソカーボンマイクロビーズ(MCMB)などがある。今では,炭素繊維はスポーツ用品から航空宇宙産業まで幅広く使用されているが,更なる普及のため,低コスト化と高強度化が求められている。そこで本研究では,溶融ピッチをスリット状ノズルから押出し,巻き取ることにより,幅7.2mm,厚さ10~30μmで10m以上の連続したピッチフィルムを調製した。そして,その微差構造,とりわけ,その配向性と力学特性について,製造時の不融化条件,炭素化条件との相関について調べた。その結果,1)フィルムの引張強度と引張弾性率は,不融化温度に依存し,軟化点近傍で最大となることが分かった。2)不融化時間が長くなると引張強度は強くなった。3)得られた炭素フィルムの最大引張強度と弾性率は,それぞれ47kg/mm2と15000kg/mm2であり,炭素繊維と比較するとかなり小さかった。などの知見を得た。
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
炭素とその化合物  ,  固体の機械的性質一般 

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