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J-GLOBAL ID：201702215135548157   整理番号：17A0139665

バイリニア型Double Targetモデルを用いた免震橋の地震応答評価

著者 (6件)： 松田泰治 (熊本大学 自然科学研究科) ,  大鳥靖樹 (電力中央研究所 我孫子地区) ,  鵜野禎史 (HDR研究会) ,  兼子一弘 (HDR研究会) ,  徳丸昂 (熊本大学大学院 自然科学研究科) ,  内藤伸幸 (熊本大学大学院 自然科学研究科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 72  号： 4  ページ： I_993-I_1004(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高減衰積層ゴムは,一般の天然ゴム系積層ゴム支承に比べMullins効果による最大経験ひずみ依存性が顕著である.従って,この最大経験ひずみ依存性が地震応答に及ぼす影響を検討しておくことは重要である.最大経験ひずみ依存性を考慮した履歴モデルの一つにバイリニア型Double Targetモデルがあり,既往の研究ではそのモデルの構築,免震構造物の地震応答解析を実施した.本研究では,ラップシェア型試験片を用いた実験結果からモデルの妥当性を定量的に検証し,免震構造物の地震応答解析を様々な入力地震動で実施し,復元力特性モデルの相違が免震橋の応答評価に与える影響を明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *橋 ,  免震構造 ,  *地震応答 ,  橋梁支承 ,  積層ゴム ,  依存性 ,  モデル ,  応力歪特性 ,  応答解析 ,  復元力 ,  復原性
準シソーラス用語： ゴム支承 ,  高減衰積層ゴム ,  地震応答解析 ,  復元力特性 ,  *免震橋 ,  免震支承 ,  履歴モデル ,  歪依存性

著者キーワード (3件)： base isolation ,  dynamic response analysis ,  restoring force

分類 (1件)： 橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (9件)：

• J.Diani,B.Fayolle,P.Gilormini:A review on the Mullins' effect,European Polymer Journal,pp.601-612, 2009.
• 竹中康雄,山田和彦,吉川和秀:免震用積層ゴム支承の曲線型履歴復元力モデル:「修正 HD モデル」, 日本建築学会技術報告集 第14号,pp.87-92,2001.
• 吉田純司,杉山俊幸:耐震設計における動的解析のための免震用積層ゴム支承の拡張バイリニアモデル, 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)Vol.70,No.2, pp.238-251,2014.
• 藤沢一裕,松下裕臣,佐々木輝男:免震ゴム支承の復元力特性のモデル化に関する研究,日本建築学会大会講演梗概集(関東),pp.505-506,1993.
• 大鳥靖樹:高減衰積層ゴムを用いた免震構造物の地震応答評価に関する研究,博士論文,1996.

タイトルに関連する用語 (6件)： バイ ,  リニア ,  モデル ,  免震橋 ,  地震応答 ,  評価