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J-GLOBAL ID:201702215185542505   整理番号:17A1089878

フルクトースとフェニルアラニンの外部供給は一酸化窒素処理下の懸濁Betula platyphylla細胞中のベツリン産生をさらに改善する

Exogenous Feeding of Fructose and Phenylalanine Further Improves Betulin Production in Suspended Betula platyphylla Cells under Nitric Oxide Treatment
著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は,ベツリン産生に寄与する代謝産物をNMRにより分析することである。8日齢の懸濁したカバノキ(Betula platyphylla)の細胞を,NOドナーのニトロプルシド(SNP)とNO特異的スカベンジャーである2-(4-カルボキシフェニル)-4,4,5,5-テトラメチル-イミダゾリン-1-オキシル-3-オキシド(cPTIO)にて処理した。その結果,cPTIO処置下での対照と同様に,ベツリン産生がSNP処置後に5倍増加することが分かった。SNP処理またはcPTIO処理後に,41種の代謝産物が検出された。それらのうちの10種は,対照と処理細胞培養試料の間に観察された差異に有意に寄与することが分かった。上記の10種類の代謝産物のベツリン産生への寄与を検証するために,12種類の代謝産物とベツリンの含有量の相関分析に基づいてmyo-イノシトール,フルクトースおよびフェニルアラニンを,SNP処理カバノキ懸濁培養細胞に供給した。フルクトースまたはフェニルアラニンの外部供給は,SNP処理下でのベツリン産生をさらに増強したが,myo-イノシトールは逆の結果を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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細胞・組織培養法  ,  植物組織・細胞による物質生産  ,  植物の生化学  ,  物質の代謝 
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