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J-GLOBAL ID：201702215288680297   整理番号：17A0962032

2.4GHz帯無線通信を用いたアクチュエータ位置制御の精度向上

Improvement in Precision of Positioning Control System via 2.4GHz Band Wireless Communication

著者 (2件)： 小山昌人 (三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻) ,  浅野洋介 (木更津工業高等専門学校 電気電子工学科)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 137  号： 7  ページ： 553-560(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信外乱オブザーバ(CDOB)における時変系むだ時間による定常偏差発生に対して,通信量を増加させることなく,CDOB出力スケーリングを付与することにより,定常偏差の抑圧を試みた。本手法のロバスト安定性を示すとともに,定常偏差の有効性を理論的に解析し,シミュレーションおよび実験によりその有効性を立証した。本手法により,軽微な計算・通信コストでCDOBの定常偏差問題を一般的なモータ位置系において解決できた。

シソーラス用語： *無線伝送 ,  *アクチュエータ ,  *位置制御 ,  SHF【周波数】 ,  *精度 ,  *制御 ,  通信制御 ,  システムオブザーバ ,  時変系 ,  むだ時間系 ,  ロバスト性 ,  シミュレーション ,  実証実験 ,  *ロボット制御 ,  外乱オブザーバ
準シソーラス用語： *位置決め精度 ,  ネットワーク制御 ,  定常偏差 ,  通信量

著者キーワード (10件)： ネットワークベース制御 ,  無線通信 ,  通信外乱オブザーバ ,  時変系むだ時間 ,  スケーリング ,  network based control ,  wireless communication ,  communication disturbance observer ,  variable time delay ,  scaling

分類 (1件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J)

引用文献 (29件)：

• (1) R. Drauth and A. Horch: “Industrie 4.0: Hit or hype?”, IEEE Industrial Electronics Magazine, Vol. 8, No. 2, pp. 56-58 (2014)
• (2) S. Shin: “Present and Future of Wireless Communication Technology for Measuring and Control”, Journal of the Society of Instrument and Control Engineers, Vol. 48, No. 7, pp. 537-541 (2009) (in Japanese)
• 新 誠一:計測制御のための無線通信技術の現状と展望, 計測と制御, Vol48, No. 7, pp. 537-541 (2009)
• (3) K. Natori, R. Kubo, T. Shimono, K. Ohnishi, K. Miura, H. Furukawa, and M. Takahata: “Time-Delay Compensation by Communication Disturbance Observers of Different Orders in Bilateral Teleoperation Systems”, IEEJ Trans. IA, A publication of Industry Applications Society, Vol. 124, No. 4, pp. 353-362 (2009) (in Japanese)
• 名取賢二・久保亮吾・下野誠通・大西公平・三浦郁奈子・古川博崇・高畑 実:「バイラテラル遠隔操作システムにおける異次数の通信外乱オブザーバによる通信遅延補償」, 電学論D, Vol. 129, No. 4, pp. 353-362 (2009)

タイトルに関連する用語 (4件)： 無線通信 ,  アクチュエータ ,  位置制御 ,  精度向上