文献

J-GLOBAL ID：201702215304432255   整理番号：17A0179358

高窒素ステンレス鋼スタッド溶接部の継手性能評価

著者 (1件)： 中野光一 (九州工大 大学院生命体工学研究科)
資料名： 高田技報  (Takada Technical Reports)
巻： 27  ページ： 12-21  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： L2235A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オーステナイト系ステンレス鋼は,オーステナイト組織を安定化させるためにニッケルを含み,構造用材料,耐食材料,生体材料など幅広い用途で使われている。ニッケルは希少金属であるため省資源化が求められる一方で,人体に金属アレルギーを引き起こしやすい金属である。従って,ニッケルを低減して安価な窒素をオーステナイト安定化元素として添加した高窒素ステンレス鋼が開発されてきた。しかし,溶融接合すると窒素はガス成分として放出され材料特性が劣化することが懸念される。本研究では短時間接合が可能なスタッド溶接法を適用し,耐食性を含む継手性能の評価を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  オーステナイト ,  安定化 ,  窒素 ,  溶接継手 ,  劣化 ,  耐食性 ,  スタッド溶接 ,  *溶接設計 ,  *窒素添加合金
準シソーラス用語： 高窒素ステンレス鋼

分類 (1件)： 接合部  (HD03080V)

引用文献 (13件)：

• 中野光一,安西敏雄,西尾一政,梶原健一:第164回例会会報, 西日本腐蝕防蝕研究会 ((社)表面技術協会九州支部, (社)腐食防食協会九州支部), Vol.49, No.3, pp.18-19, (2009)
• 中野光一,安西敏雄,山口富子,西尾一政:溶接学会九州支部講演論文集, 第7号, pp.41-44, (2010)
• 中野光一,安西敏雄,山口富子,西尾一政:高田技報, Vol.21, pp.38-43, (2011)
• 島田雅博,中野光一,廣瀬政憲,中村憲和,緒方道子,安西敏雄:溶接学会九州支部講演論文集, 第8号, pp.45-48, (2011)
• 中野光一,島田雅博:高田技報, Vol.22, pp.4-9, (2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 窒素 ,  ステンレス鋼 ,  スタッド溶接 ,  継手 ,  性能評価