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J-GLOBAL ID:201702215480502178   整理番号:17A0988248

Lotus japonicus由来の高親和性モリブデン酸輸送体,LjMOT1はモリブデン酸取込に必要であるが,根粒への送達に必須である【Powered by NICT】

LjMOT1, a high-affinity molybdate transporter from Lotus japonicus, is essential for molybdate uptake, but not for the delivery to nodules
著者 (16件):
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巻: 90  号:ページ: 1108-1119  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モリブデン(Mo)は植物の必須栄養素であり,豆類のニトロゲナーゼ活性に必要であった。しかし,土壌からのMo吸収,結節へのデリバリーの経路はマメ科植物で特性化されていない。本研究では,Lotus japonicus(ミヤコグサ属)由来の高親和性Mo輸送体(LjMOT1)を特性化した。エチルメタンスルホン酸変異株(ljmot1)中のMo濃度は,野生型(WT)と比較して70 95%減少した。変異体およびWT株四AtMOT1同族体のDNA配列を比較することにより,一点変異はLjMOT1で見られ,これは終止コドンにTrp~292を変化させた;変異は,他の相同遺伝子では見られなかった。ljmot1とWTの交雑からF_2後代におけるMo濃度の表現型はLjMOT1の遺伝子型と関連していた。内因性LjMOT1ljmot1への導入は,WTの約60 70%へのMoの蓄積を回復した。LjMOT1酵母発現は高Mo取込活性を示し,K_mは182nmであった。LjMOT1は主に根で発現し,その発現はMo供給または根粒菌接種による影響を受けなかった。ljmot1の根粒におけるMo蓄積はWTマウスのそれより有意に低かったが,正常な根粒形成とニトロゲナーゼ活性のための,低Mo条件下で成長させた子葉除去ljmot1植物でもまだが十分に高く,この場合に植物成長はMo欠乏により有意に阻害された。著者らの結果は,LjMOT1は土壌と成長からMo取込のためのL.japonicus中の必須Mo輸送体であるが,結節へのMoデリバリーのためのではないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  異種生物間相互作用 

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