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J-GLOBAL ID：201702215488239654   整理番号：17A1373810

熱とスピンの相互作用~新機能から新応用へ 熱電変換応用に向けたスピンゼーベック素子の開発

Spin-Seebeck Devices for Thermoelectric Applications

著者 (2件)： 桐原明宏 (NEC IoTデバイス研) ,  石田真彦 (NEC IoTデバイス研)
資料名： まぐね  (Magnetics Japan)
巻： 12  号： 5  ページ： 225-230  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： L5842A  ISSN： 1880-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スピンゼーべック効果は熱から電気を取り出す素子として注目を集めている。その特徴として導電性の磁性金属だけでなく磁性絶縁体にも発現するので,熱伝導率が小さく温度差保持が容易な絶縁体を構成材として用いることができる。このため身近な発熱を発電に利用できるようになる。このような観点からスピン熱電素子のコンセプトとスケール則,熱流センサとしての応用,高性能化のための材料開発,さらに温度差発電応用に向けた課題と展望を述べた。

シソーラス用語： *熱起電力 ,  *強磁性体 ,  絶縁体 ,  *温度差発電 ,  開発 ,  熱電素子
準シソーラス用語： スピンSeebeck効果 ,  強磁性絶縁体 ,  高性能化 ,  材料開発

分類 (3件)： 熱電デバイス  (NC03090J) ,  その他の発電  (NB03140M) ,  磁性体測定技術・装置  (BM06030I)

引用文献 (33件)：

• R. Funahashi, K. Kimura, K. Kurosaki, and T. Takeuchi (ed.): Fundamentals and Applications of Thermoelectrics (CMC Publishing, 2011).
• K. Uchida, S. Takahashi, K. Harii, J. Ieda, W. Koshibae, K. Ando, S. Maekawa, and E. Saitoh: Nature, 455, 778 (2008).
• G. E. W. Bauer, E. Saitoh, and B. J. van Wees: Nat. Mater., 11, 391 (2012).
• S, R, Boona, R. C. Myer, and J. P. Heremans: Energy Environ. Sci., 7, 885 (2014).
• K. Uchida, H. Adachi, T. Kikkawa, A. Kirihara, M. Ishida, S. Yorozu, S. Maekawa, and E. Saitoh: Proc. IEEE, 104, 1946 (2016).

タイトルに関連する用語 (5件)： スピン ,  相互作用 ,  応用 ,  熱電変換 ,  開発