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J-GLOBAL ID:201702215678618821   整理番号:17A0371688

エイコサペンタエン酸は過体重被験者由来の皮下脂肪細胞におけるミトコンドリア生合成とベージュ様特徴を促進する【Powered by NICT】

Eicosapentaenoic acid promotes mitochondrial biogenesis and beige-like features in subcutaneous adipocytes from overweight subjects
著者 (19件):
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巻: 37  ページ: 76-82  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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n-3長鎖多価不飽和脂肪酸,エイコサペンタエン酸(EPA)は,肥満関連代謝異常に有益な効果を持つことが報告されている。本研究の目的は,脂質代謝に関与する遺伝子の調節,および過体重被験者由来の皮下脂肪細胞におけるミトコンドリア生合成およびbeigingを誘導するEPAの能力に及ぼすEPAの影響を調べることであった。過体重女性(BMI: 28.1 29.8kg/m~2)からの完全に分化したヒト皮下脂肪細胞は,EPA(100 200 μM)による24時間の処理した。脂質生成,脂肪酸酸化およびミトコンドリア生合成に関与する遺伝子のmRNA発現レベルの変化をqRT-PCRにより決定した。ミトコンドリア含有量はミトトラッカーグリーン染色を用いて評価した。ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ,コアクチベータ1α(PGC 1α)とAMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)に及ぼす影響も特性化した。EPAは脂質生成遺伝子発現をダウンレギュレーションし,脂肪酸酸化に関与する遺伝子をアップレギュレーションした。さらに,EPA処理脂肪細胞は増加したミトコンドリア含有量,核呼吸因子-1,ミトコンドリア転写因子AとチトクロームcオキシダーゼIVm RNA発現のアップレギュレーションを伴っていた。EPAはまたサーチュイン1,PGC1とAMPKのようなミトコンドリア生合成のマスター調節因子の活性化を促進した。並行して,EPAは16,脱共役蛋白質1と細胞死誘導DFFA様エフェクターA,Tボックス蛋白質1とCD137を含む脂肪決定因子PRドメインのようなベージュ脂肪細胞を代表する遺伝子の発現を誘導した。著者らの結果は,EPAは脂肪蓄積を防止し,過体重の被験者からのヒト皮下脂肪細胞における脂肪酸酸化,ミトコンドリア生合成およびベージュのようなマーカーを促進する脂肪細胞代謝のリモデリングを誘導することを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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