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J-GLOBAL ID:201702215723116572   整理番号:17A0320676

親油性抗癌剤送達のためのキトサンナノ粒子:HT29腫瘍細胞の開発,特性評価およびin vitro研究【Powered by NICT】

Chitosan nanoparticles for lipophilic anticancer drug delivery: Development, characterization and in vitro studies on HT29 cancer cells
著者 (9件):
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巻: 145  ページ: 362-372  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,親油性分子をカプセル化し,癌細胞に送達できることをキトサンナノ粒子を開発することであった。ナノ粒子は,キトサン,ヒアルロン酸とsulphobutylエーテルβシクロデキストリンの異なるモル比を有するとクルクミンを含まないで調製した。ナノシステムは種々の媒体中でのそれらのサイズ,ゼータ電位,形態,カプセル化効率と安定性の観点から特性化した。細胞膜構成およびROS産生に及ぼすそれらの影響を研究するために腸上皮および結腸直腸癌細胞は無負荷ナノ粒子で処理した。最後に,両方の細胞株に対するin vitroアッセイは,クルクミンインターナリゼーションを促進するナノ粒子の能力を評価するために,細胞増殖と細胞周期に及ぼすそれらの影響を研究するために実行した。結果は,ナノ粒子は正に荷電し,それらのサイズは,アニオン性賦形剤量の増加と共に増加することを示した。ナノ粒子は水中で良好なカプセル化効率と安定性を示した。無負荷ナノ粒子は両細胞系の細胞膜における脂質構成の変化をもたらし,ROS産生を誘導しなかった。共焦点顕微鏡,細胞増殖と細胞周期の研究は,正常な腸上皮細胞におけるクルクミンの細胞毒性を制限し,癌細胞増殖を低減するための最良の処方の選択を可能にした。後者はアポトーシスに関与する遺伝子の発現の増加の結果であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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