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J-GLOBAL ID：201702215787420953   整理番号：17A1777654

新規標的蛍光プローブを用いたアポトーシス細胞における長期Mg~2+動力学の可視化【Powered by NICT】

Visualization of long-term Mg²⁺ dynamics in apoptotic cells using a novel targetable fluorescent probe

著者 (6件)： Matsui Yusuke (Department of Material and Life Science, Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan. [e-mail]) ,  Funato Yosuke ,  Imamura Hiromi ,  Miki Hiroaki ,  Mizukami Shin ,  Kikuchi Kazuya
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 8  号： 12  ページ： 8255-8264  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg~2+は多くの生理的過程で重要な役割を果たしている。しかし,特にアポトーシス経路における,基になる分子機構は,Mg~2+プローブの拡散,これは特定の細胞オルガネラにおける長期イメージングを妨げに起因する不明瞭のままである。固定化Mg~2+プローブ,MGH,これは種々のオルガネラにおけるHaloTag蛋白質と共有結合を開発した。HaloTag結合MGHは24の細胞内局所Mg~2+動力学の長期イメージングを可能にした。この顕著な特性を利用するために,MGHはアポトーシス時の細胞内Mg~2+動力学の研究に適用した。タイムラプスイメージングはアポトーシス細胞収縮後のMg~2+濃度の増加を明らかにした。細胞内Mg~2+とATP濃度の複合画像解析は,このMg~2+濃度増加はATPからのMg~2+の解離,細胞内ATP濃度の減少により引き起こされたことを示唆した。このように,この蛋白質共役Mg~2+プローブは,高い時空間分解能で細胞内Mg~2+動力学を解釈するための新しい化学的ツールである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *可視化 ,  *プローブ ,  共役 ,  画像分析 ,  *アポトーシス ,  共有結合 ,  オルガネラ ,  空間分解能 ,  タンパク質 ,  画像処理
準シソーラス用語： 固定化 ,  分子機構 ,  *アポトーシス細胞 ,  *蛍光プローブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 標的 ,  蛍光プローブ ,  アポトーシス細胞 ,  長期 ,  動力学 ,  可視化