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J-GLOBAL ID:201702215884831049   整理番号:17A0845630

キウイフルーツの枝幹害虫キクビスカシバの生態と防除

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資料名:
巻: 71  号:ページ: 472-475,443(2)  発行年: 2017年07月01日 
JST資料番号: G0617A  ISSN: 0037-4091  CODEN: SHBOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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キクビスカシバ(以下本種)はコウモリガと同様にキウイフルーツの枝幹を加害する害虫である。本種の被害が問題化したのは2000年代に入ってからである。本種の寄主植物はマタタビ科植物である。本種の発生生態と防除を検討した。本種の卵,幼虫,成虫の形態および加害状況を解説する。産卵期間は9月下旬~10月上旬で,主に葉柄基部に産卵する。卵で越冬し,翌年4月上旬~下旬にふ化して幼虫は葉柄基部から食入する。成長に伴い枝の基部へ移動する。成虫の発生ピークは9月下旬~10月上旬である。卵のふ化率は約30%であり,約40%の卵が卵寄生蜂の寄生を受けていた。薬剤防除はシペルメトリン乳剤,DMTP水和剤,カルタップ塩酸塩水溶剤の幼虫ふ化時期の散布が有効である。
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  果樹 
引用文献 (15件):
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