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J-GLOBAL ID:201702216118878813   整理番号:17A1039463

乾田直播水稲の遅植えに応答する生育期間の変化

Changes in developmental duration of direct-seeded rice in a well-drained paddy field in response to late planting
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 279-287 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,様々な熟度を有する水稲品種の遅植えに応答する生育期間の変化を調査した。作期と生育段階の進展との関係を明らかにすることは,直播栽培の確立と生育モデルの開発に重要である。中晩生品種「あきだわら」と「ほしじるし」の遅植えは,出芽から出穂までの到達日数を短縮し,有効積算温度(CET)と有効積算土壌温度(CEST)を低下させた。極早生品種の「一番星」と「ふさこがね」では,遅植えによって,出穂日数,CETとCESTの変化は少なかった。多くの品種の出芽から出穂や成熟までの日数,CETとCESTは,5月中旬まで増加したが,その後には減少した。遅植えに起因する日数,CETとCESTの変化は,極早生品種よりも中晩生品種のほうが大きかった。品種間差異は,5月初旬の播種で最大であり,その後の播種で減少した。短日条件では,栄養生長期間とCETに品種間で有意差が認められたが,長日条件では,これらの差異が解消された。これらの結果から,栽培品種の感光性と感温性は,作付け計画や直播水稲の生育モデル開発に特に重要であることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 
引用文献 (23件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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