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J-GLOBAL ID：201702216290924910   整理番号：17A0274066

事業系食品残さを原料とした飼料製造設備におけるバイオガス設備の導入効果

Biogas Process Introduction into Food Waste Recycling System for Livestock Feed

著者 (5件)： 中嶋幸子 (三井造船) ,  庄智裕 (三井造船) ,  中嶋昭博 (三井造船) ,  小倉智 (三井造船) ,  永淵優 (三造有機リサイクル)
資料名： 三井造船技報  (Mitsui Zosen Technical Review)
号： 218  ページ： 13-18  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： G0812A  ISSN： 0026-6825  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 資源枯渇や地球温暖化問題の対策として,環境負荷を低減し資源循環型社会へ貢献できる技術の開発と事業化が社会的要請となっている。三井造船では,この要請に応えるべく再生可能な資源であるバイオマスの活用に取り組み,その一環として飼料化バイオガスプロセスを開発した。このプロセスは,食品残さを固液分離して,固形物は飼料化し,分離液はメタン発酵の原料として利用する。これにより,飼料製造時の化石燃料使用量を削減し,得られたバイオガスを電力に変換して売電することで事業性を向上させる。また,バイオマスエネルギーを使用することでこれまで以上に環境負荷低減に寄与することができる。飼料化バイオガスプロセスを導入した三造有機リサイクル株式会社では,高品質な飼料原料が安定して製造されており,バイオガス設備も所定の性能を発揮した。(著者抄録)

シソーラス用語： *食品廃棄物 ,  原料 ,  *飼料製造 ,  生産設備 ,  バイオガス ,  地球温暖化 ,  *固液分離 ,  飼料 ,  *メタン発酵 ,  化石燃料
準シソーラス用語： *バイオガス発電 ,  バイオマスエネルギー ,  環境負荷低減 ,  資源枯渇 ,  事業系廃棄物 ,  循環型社会 ,  食品残渣

分類 (3件)： 廃棄物処理  (FJ02024G) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (5件)：

• 宮﨑:省エネ・高付加価値型焼酎粕飼料化システムの構築,三井造船技報,193(2008-2),p.30
• 大野.外:バイオマス由来C5糖の有効利用法の開発,三井造船技報,209(2013-7),p.19
• 中嶋.外:事業系食品残さを原料とした飼料化バイオガスプロセスの開発,三井造船技報,214(2015-3),p.19
• 柚山.外:バイオマス再資源化技術の性能・コスト評価, 農工研技報,204(2006),p.61
• 千葉県:千葉県モデル・バイオマスタウン設計業務 調査報告書,(平成16年3月)

タイトルに関連する用語 (7件)： 事業 ,  食品残さ ,  原料 ,  飼料 ,  製造設備 ,  ガス設備 ,  導入効果