抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1997年11月に打ち上げられた,日米共同開発の熱帯降雨観測衛星TRIMMは,約17年間という長期にわたる観測の後,推進燃料の枯渇のため,2015年4月に観測を終了した。その成果を引き継ぎつつ,その拡大,拡張をミッションとして,GMP計画は,日米共同で開発が進められ,その中心となるGPM主衛星は,種子島宇宙センターから日本時間2014年2月28日にH-IIAロケットにより打ち上げられた。GPM主衛星は,日本が開発した二周波降水レーダDPRと米国が開発したGPMマイクロは放射計GMIの2種類のセンサーを搭載する。さらに,GPMパートナーとなる各国期間が打ち上げ,運用する複数の衛星(コンステレーション衛星群)と連携して,全球降水の高精度,高頻度観測を可能としている。GPM主衛星による観測結果とその利用例,衛星マイクロ波放射系データを中心に静止気象衛星や地上雨量計データを統合的に利用してプロダクトを作成する全球降水マップGSMaPの利用目的及び利用例について紹介した。