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J-GLOBAL ID:201702216414095723   整理番号:17A0433559

銀河面吸収帯の銀河団CIZA J1700.8-3144のすざくとChandraによる観測

Suzaku and Chandra observations of CIZA J1700.8-3144, a cluster of galaxies in the Zone of Avoidance
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 3.1-3.8  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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銀河系バルジの方向に位置する1RXS J170047.8-31442にのChandraとすざくによる観測結果を報告し,この源の広帯域(0.3-10keV)X線形態とスペクトルを明らかにした。Chandra観測では1RXS J170047.8-31442の位置に点源を見つけることはできなかった。その代わりに,すざくXISから得られた広帯域X線画像によって拡散X線放射の存在を明らかにした。このX線放射はほぼ円形で~3‘.5の空間的広がりをもっていたが,その表面輝度プロファイルは軸対称ではなかった,即ちその中心から北西方向に~1’離れたところに明るいスポット状の放射をひとつ発見した。表面輝度の半径方向プロファイルは,このスポット状放射を除いて,単一βモデルで再現され,βおよびコア半径は各々1.02と1’.51であった。拡散放射のX線スペクトルは~6keVに輝線を示し,熱プラズマ起源であることを示している。このスペクトルは温度6.2keV,赤方偏移パラメータz=0.14±0.01をもつ,吸収を受けた光学的に薄い熱プラズマモデルでよく説明された。それ故に,このX線放射は銀河団と関連するホットガスから生じると判断された。著者等の分光結果はKocevski等による1RXS J170047.8-31442の光学的同定即ち,銀河面吸収帯における銀河団カタログのメンバーであるCIZA J1700.8-3144,を裏付けるものである。ボロメトリックX線光度の推定値5.9×1044ergs-1は,この温度をもつものの中で最低のもののひとつであり,この銀河団が緩和からは遠いことを示唆している。(翻訳著者抄録)
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