文献

J-GLOBAL ID：201702216840287095   整理番号：17A0617132

CoSb₃/Ti界面の格子構造と接着特性に関する第一原理研究

First-Principles Study on Lattice Structures and Bonding Character of CoSb₃/Ti Interface

著者 (6件)： SHE Wuchang (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  LIU Qiwen (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  MEI Hai (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  ZHAI Pengcheng (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  LI Jun (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  LIU Lisheng (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 46  号： 5  ページ： 2929-2935  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スクッテルダイト化合物は,高熱電性能指数を持っており,常温で動作する熱電材料として有望視されている。本論文は,CoSb₃/Ti界面の接着エネルギーの推定,安定した界面形状の決定や,界面接着特性の理解の深度化のため,第一原理計算を用いた研究を行った。1層Sb終端の界面が最も安定であることを見出した。計算した界面接着エネルギーは3.508J/m²であった。緩和後,電子は界面で再構成された。界面付近の原子の電子は,接触するTiとCoSb₃層間のギャップ方向に移動した。電子移動と軌道混成が原子間の接着を促進し,界面接着は主として金属性であった。なお,共有結合はほとんど界面に含まれていなかった。

シソーラス用語： *熱電材料 ,  *アンチモン化物 ,  リン化物 ,  *コバルト化合物 ,  チタン ,  *接着 ,  格子構造 ,  計算 ,  性能指数 ,  エネルギー ,  電子移動 ,  配位混合 ,  共有結合 ,  結晶
準シソーラス用語： *アンチモン化コバルト ,  *界面接着 ,  第一原理計算 ,  熱電性能指数 ,  接着エネルギー ,  スクッテルダイト型構造

分類 (2件)： 熱電デバイス  (NC03090J) ,  接着  (WC07020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： Ti ,  界面 ,  格子構造 ,  第一原理 ,  研究