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J-GLOBAL ID:201702216943990353   整理番号:17A0876330

高い油脂含量のアブラヤシを選択するためのマーカーのゲノムワイド同定

Genome-wide identification of markers for selecting higher oil content in oil palm
著者 (15件):
資料名:
巻: 17  号: May  ページ: 17:93 (WEB ONLY)  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:アブラヤシ(Elaeis quineensis,Jacq)は食用油の最重要供給源である。油脂収量の改善は長い世代間隔により従来型育種プログラムにおいて現在停滞している。マーカー支援選択(MAS)は遺伝的改良を促進する潜在力を保持する。MASに関して油脂含量形質と関連するDNAマーカーを同定するために,153F<sub>1</sub>樹木を含むDeli DuraとGhana Pisiferaの間の交雑由来の育種集団の配列化によるジェノタイピング(GBS)を用いて,量的形質遺伝子座(QTL)マッピングを実施した。結果:1357SNP及び123マイクロサテライトを含む高密度連鎖地図を構築した。16連鎖群(LG)は1.03cMの平均マーカー空間を伴って1527cMに及んだ。房あたりの油脂(O/B)及び乾燥中果皮あたりの油脂(O/DM)の1つの有意及び3つの示唆的QTLを,F<sub>1</sub>育種集団において各々LG1,LG8及びLG10上に位置づけした。これらのQTLは表現型変動の7.6-13.3%を説明した。これらのQTLにおける油脂含量と関連するDNAマーカーを同定した。O/Bの2QTLで有益遺伝子型を持つ樹木は30.97%の平均O/Bを示し,それは有益QTL遺伝子型を保持しない樹木のそれ(28.24%の平均O/B)よりも有意(P<0.01)に高かった。QTLの組合せにより,有益な遺伝子型を持つQTLの数が高くなるにつれて育種集団において高い平均O/Bをもたらすことを示した。結論:1480DNAマーカーを含む連鎖地図を構築及び使用して,油脂含量形質に関するQTLを同定した。DNAマーカーを用いて油脂含量形質と関連する有益遺伝子型を持つ同定QTLの角錐形成は,アブラヤシの育種集団における油脂収量の遺伝的改良を促進する潜在力を保持した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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作物の品種改良  ,  遺伝子の構造と化学  ,  遺伝学研究法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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