文献
J-GLOBAL ID:201702216990483901   整理番号:17A0500562

溶融金属や溶融塩,溶融スラグの粘度に関する研究

著者 (1件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 55-61(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高温融体と呼ばれるものは,自然界には溶岩が,工業プロセスにおいては溶融金属や溶融塩,溶融珪酸塩(スラグ,ガラス)等がある。その粘度は,融体の構成粒子の原子レベルの構造,結合力によって決まる。逆に,高温融体の粘度を正確に測定することで,融体構造を知る手掛かりが得られる。そこで本稿では,高温融体の粘度の研究について,国内外の動向,進展を紹介すると共に,これまでの研究成果について紹介した。高温融体の粘度の研究について,種々の融体に対する代表的な粘度測定法<溶融金属(回転振動法・浮遊液滴法),溶融塩(回転振動法・細管法),スラグ(回転法・貫入法)>と,著者らが用いた粘度計の使い分け(低粘度融体には回転振動法粘度計や細管法,高粘度融体には回転法粘度計)について述べた。次に,幾つかの研究成果として,1)溶融金属;Fe-B合金の粘度(粘度のアレニウスプロット),2)溶融塩;アルカリ土類フッ化物の粘度,3)溶融スラグ;SiO<sub>2</sub>-CaO-CaF<sub>2</sub>系の粘度(等粘度曲線),以上を紹介した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
流体の実験・試験・測定方法及び装置 
引用文献 (56件):
  • (1) 白石 裕,佐藤 讓:高温物性の手作り実験室,白石 裕,阿座上竹四編,アグネ技術センター,(2011), 172-207.
  • (2) Y. Sato: High-Temperature Measurements of Materials, Advances in Materials Research, ed. by H. Fukuyama and Y. Waseda, Springer, Berlin, (2009), 17-37.
  • (3) L. J. Wittenberg: Physicochemical Measurement in Materials Research, Part 2, Chapter 7A, ed. by R. A. Rapp, Interscience Publishers, (1970), 193-217.
  • (4) 中島邦彦:ふぇらむ,15(2010), 134-140.
  • (5) K. C. Mills: Slag Atlas 2nd edition, Verlag Stahleisen, GmbH, Dusseldolf, (1995), 352-354.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る