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J-GLOBAL ID：201702216991055792   整理番号：17A0820709

β-ヒドロキシ基の活性化を利用した,塩基による新規タンデム脱離/[3,3]転位反応

著者 (4件)： 本田清 (横浜国大 大学院) ,  MOON Seunghwan (横浜国大 大学院) ,  中後孝洋 (横浜国大 大学院) ,  星野雄二郎 (横浜国大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.3E6-49  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 窒素のカチオンを含む[3.3]転位は比較的低温で進行する例が数多く報告されている。しかし,エンアンモニウムイオンの[3.3]転位は中間体構築に課題が残されており,報告例が非常に少ない。そこで我々は,水酸基の脱離によってエンアンモニウム構造を構築し,[3.3]転位反応を起こす方法論を独自に考案した。本反応は容易に合成できる4級アンモニウム塩から,様々な骨格を有する鎖状分子を合成することができる有力な方法である。(著者抄録)

シソーラス用語： 逐次反応 ,  *転位反応 ,  塩 ,  第四アンモニウム ,  *芳香族アルデヒド ,  脱離反応 ,  加水分解
準シソーラス用語： タンデム反応 ,  四級アンモニウム塩

分類 (2件)： 芳香族単環アルデヒド  (CF05160X) ,  転位反応,異性化  (CF02070E)

物質索引 (1件)： 2-フェニル-4-ペンテナール

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒドロキシ基 ,  活性化 ,  塩基 ,  タンデム ,  脱離 ,  転位反応