文献
J-GLOBAL ID:201702217218363385   整理番号:17A1190246

術後疼痛管理のための局所麻酔薬リドカインを負荷した酸化還元活性注射用ゲルの開発【Powered by NICT】

Development of a local anesthetic lidocaine-loaded redox-active injectable gel for postoperative pain management
著者 (10件):
資料名:
巻: 57  ページ: 127-135  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
局所麻酔は,疼痛寛解のための利用されているが,その作用の短い期間と酸性pHによる炎症の領域での低い有効性のようないくつかの問題である。過剰量の活性酸素種(ROS)の存在は炎症を誘導し,とう痛を悪化させることが知られている。これらの問題を解決するために,ROSスカベンジング活性を有する酸化還元活性注射可能なゲル(RIG)を開発した。RIGはニトロキシドラジカル部分を有するポリアミン-b-ポリ(エチレングリコール)-b-ポリアミンを混合ポリアミンセグメント(PMNT b PEG b PMNT)に側鎖としてポリアニオン,静電錯体形成を経て花型ミセルを形成することを調製した。リドカインは安定コアに組み込むことができた。溶液の温度を37°Cに増加したとき,PIC型花ミセルは,ゲルに変換した。ゲルからのリドカインの連続放出は三日以上で観察され,顕著な初期バースト,ゲルのPICコアにおけるリドカインの安定捕捉のために,しなかった。カラジーナン誘発関節炎マウスモデルにおけるRIGの鎮痛効果を評価した。結果は,炎症領域で投与された時リドカイン負荷RIGは強く,長い鎮痛効果を持つことを示した。対照的に,非リドカインの使用はその投与1日後に鎮痛効果を示さなかった。ROSスカベンジング能を持たないPIC型花ミセルを使用した場合,効果は観察されなかったことに注意すべきである。これらの知見は,局所麻酔薬負荷RIGは効果的に注入時間の数を減らし,術後とう痛管理のための抗炎症薬の使用に関連した副作用を制限する可能性があることを示唆した。1。ナノ材料,ROSを効果的に除去する上で動作する,健康な細胞におけるミトコンドリアの機能不全を回避した。2。ポリイオンコンプレックス花型ミセルを用いた酸化還元注射用ゲル,局所的にROSを除去できるを設計した。3。局所麻酔負荷酸化還元注射可能なゲル(lido@RIG)を調製できた。4。薬物放出はlido@RIGの局所投与により拡張することができた。5。ROSはRIGによって局所的に除去されたためにリドカインの脱プロトン化は,麻酔効果を改善した。6。局所炎症もlido@RIGにより抑制された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
局所麻酔薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る