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J-GLOBAL ID:201702217314744693   整理番号:17A1812366

チオジグリコールアミド化合物によるテトラクロロ-およびテトラブロモパラジウム酸(II)イオンの抽出性の比較

Comparison of the Extractabilities of Tetrachloro- and Tetrabromopalladate(II) Ions with a Thiodiglycolamide Compound
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号: 11  ページ: 1305-1309(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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抽出剤としてn-ドデカン中のN,N,N’,N’-テトラ-2-エチルヘキシル-チオジグリコールアミド(TEHTDGA)を用いて,HClおよびHBr溶液から抽出されたPd(II)の百分率を比較し,Pd(II)-抽出剤複合体の構造を分析した。比較のために,よく知られたスルフィド型抽出剤である,ジ-n-ヘキシルスルフィド(DHS)を用いて同様の実験がおこなわれた。TEHTDGAは,DHSよりも非常に速くHClおよびHBr溶液の両方からPd(II)を抽出した。有機相中のPd(II)/(TEHTDGAあるいはDHS)の化学量論は1:2であった。TEHTDGAに対して,HBr溶液からのPd(II)の抽出性はHCl溶液からのそれよりも劣っていたが,DHSでは逆であった。しかしながら,FT-IR分光法とEXAFS測定は,TEHTDGA錯体中のPd(II)の内球構造がDHS系でのそれとほぼ同じであることを示した:どちらの場合も,テトラクロロ-あるいはテトラブロモパラジウム酸(II)イオンが2つの抽出剤分子の硫黄原子で置換された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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白金族元素の錯体  ,  抽出平衡,分配平衡 
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