抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:糖尿病性腎症(DN)患者の尿アルブミン排泄率(UAER)と頸動脈血管弾性との関係を検討する。方法:当院内の4科2015年1月から2016年3月にかけて治療した2型糖尿病患者100例を選び、UAERによって正常な蛋白尿34例(A群)、早期糖尿病腎症33例(B群)と臨床糖尿病腎症33例(C群)に分けた。同時期の健常ボランティア33例を対照群(D群)とした。各群の被験者の頸動脈の弾性パラメータと血管内膜の中間層の厚さを測定し、それとUAERの関係を分析した。【結果】(1)群Aと群Dの間には,有意差がなかった(P<0.05)が,群Bと群Cの間には,有意差がなかった(P<0.05)。(2)D群と比較して,糖尿病患者の血管硬化度パラメータ(β),圧力-歪弾性係数(Ep),単点脈波速度(PWVβ),増大指数(AI)の測定値は著しく上昇し,順応性(AC)の測定値は明らかに低下した。それらの間には有意差があった(P<0.05)。β,Ep,PWVβ,AIの測定値はC群で最も高く,それぞれ(12.59±2.5),(159.26±20.12)kPa,(8.94±1.21)m/s,(22.64±8.56)%で,A群で最も低かった。A群では,それぞれ(8.97±1.63),(113.25±26.43)kPa,(6.98±0.65)m/s,(13.63±5.81)%であり,C群では(0.82±0.14)mm2/kpa,C群で最も低かった(P<0.05)。(0.49±0.16)mm2/kpaで,有意差があった(P<0.05)。結論:2型糖尿病患者の尿アルブミン排泄率の増加は頸動脈の血管弾性の低下と関係があり、頸動脈の弾力性の検査は早期に腎臓損害を発見するのに有利である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】