抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候変動の将来予測には自然環境の長期モニタリングが重要です。森林総合研究所では,日本各地の森林に気象観測用タワーを設置してCO
2吸収量を高精度で測定しています。これらのタワーに設置した観測システムを,インターネツトを活用してセンサーネットワーク化することにより,遠距離にある研究所から観測データを常時モニタリングできるようにしました。これにより欠測の少ない高精度な観測を維持できるようになり,また観測を省力化することで長期モニタリングを可能にしました。さらに観測からデータ公開までの処理も早めることができました。長期モニタリングにより,年ごとの気象条件の違いや突発的に発生した森林被害がCO
2吸収量に大きく影響することなどが明らかになってきました。(著者抄録)