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J-GLOBAL ID:201702218145608927   整理番号:17A0900391

Sn-Ag-Cuはんだの微細構造,電気抵抗及び制振特性に及ぼす等温エージングの影響

Effect of isothermal aging on microstructure, electrical resistivity and damping properties of Sn-Ag-Cu solder
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巻: 28  号: 13  ページ: 9363-9370  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,環境にやさしい共晶Sn-3.0Ag-0.5Cu(重量%)はんだ合金を厳しい環境に置いた時,その微細構造の変化及びそれが電気抵抗率,モジュラス,硬度及び制振特性に及ぼす影響を調べる。微細構造の進展から,サブミクロンサイズの針形状Ag3Sn金属間化合物(IMC)粒子とナノサイズ球形状Cu6Sn5 IMC粒子が,入手したままのはんだ合金中のβ-Snマトリックス中に明確に観察されることが明らかになった。しかし,厳しい環境条件に置いた後,IMC粒子のサイズは,大幅に増加した。IMC粒子のこの粗粒化する性質は,この合金を電子パッケージングシステムに応用した時,その電気及び機械特性に悪い影響を与える。Sn-Ag-Cuはんだ合金の電気抵抗率,剪断係数,Young率及び硬度は,等温エージング後,大きく劣化した。マトリックスの粒子成長とIMC粒子の粗粒化する性質が,特性劣化の主な機構と理解される。しかし,エージングしたSn-Ag-Cuはんだ合金の応力度依存制振能力は,同じ微細構造変化と熱処理によって強化される。今回の調査の結果から,Sn-Ag-Cu合金によって調製したはんだ接合の機械特性は,厳しい条件中に劣化すると結論づけられる。この材料特性劣化は,先端小型化電子製品の寿命を最小化する可能性がある。
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分類 (1件):
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固体デバイス製造技術一般 

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